入隊を控える“顔の天才”チャウヌ、歴代のハマり役で放った俳優としての魅力をプレイバック!
K-POPボーイズグループ「ASTRO」のメンバーであり、7月28日(月)からの陸軍軍楽隊への入隊が決まっているチャウヌ。“顔の天才”と称される抜群のルックスを誇り、歌手、俳優としてマルチに活躍する彼は、6月7~8日には仁川で3年ぶりの単独ライブに加え、ASTROとしてライブ「The 4th ASTROAD [Stargraphy]」を実施するなど、入隊前の駆け込みと言わんばかりにトピックを連発している。
その一つとしてアメリカ、中国、日本をはじめ、北米、東南アジアを含む全22都市を巡る初のVRコンサート『CHA EUN-WOO VR CONCERT : MEMORIES』が6月20日(金)より公開。本作は、ときめき、恋、別れ、記憶といった感情の物語を描いたロマンスファンタジーの世界観が繰り広げられるVRコンサートで、観客はただ鑑賞するのではなく“思い出の品”、“写真”、“場所”などを選び、物語の展開や結末を共に作り上げていくというインタラクティブな体験を味わえる。
同じ楽曲でも選択によってチャウヌのビジュアルや感情表現が異なるというストーリー仕立ての作品は、役者経験豊富なチャウヌだからこそ。そこで今回は“俳優チャウヌ”の魅了を堪能できる歴代出演作を集めてみた。
ドラマ初主演!クール系イケメンで心を掴んだ「私のIDはカンナム美人」
2016年にASTROとしてデビューを果たすと、翌年にはドラマデビューし、早くから俳優として脚光を浴びてきたチャウヌ。彼にとってドラマ初主演となったのが、2018年の「私のIDはカンナム美人」。2024年にドラマ「私は整形美人」として日本リメイクもされた本作は、美容整形を行った女性の人生大改造ストーリーを描いたラブコメディだ。
チャウヌが演じたのは、整形をきっかけに心機一転しバラ色の大学生活を送ろうとするミレ(イム・スヒャン)の前に現れる中学時代の同級生のギョンソク。顔が変わったことを黙っていてほしいとミレに頼まれたことを機に距離を縮めていく。
ギョンソクは、周囲からは注目の的だが他人に無関心で無愛想なイケメンであり、そのくせ恋仲になっていくミレにだけは甘い一面を見せるというとにかく“ズルい”キャラクター。家まで裕福だが心に傷を負っており、時折顔を出す弱った姿も視聴者の母性をくすぐった。
コミカルな演技もかわいらしい時代劇「新米史官ク・ヘリョン」
その翌年の2019年に主演したのが「新米史官ク・ヘリョン」。本と自由を愛するク・ヘリョン(シン・セギョン)が、朝鮮初の女性史官として、幾多の困難にも負けず突き進む姿を描くチャウヌにとって初の時代劇だ。
チャウヌが演じたのは王位継承第二位の皇子だが、王である父からは厄介者扱いされ、文学だけが心の拠りどころというイ・リム。身分を隠して恋愛小説を執筆しているが、その内容を唯一酷評するヘリョンとの出会いをきっかけに、しだいに恋に落ちていく。
文章での恋愛はお手のものだが実際の恋愛経験はゼロというリムを演じるにあたり、姉御肌なヘリョンに翻弄されてドギマギしたりとコミカルな演技を連発しているチャウヌ。韓服を纏った優美な姿とは裏腹に世間知らずでチャーミングなキャラクターを持ち前の好感度を生かして好演した。