次々と殺人鬼が襲いかかる!『アンティル・ドーン』地獄の“殺戮タイムループ”へ誘う恐怖の予告編

次々と殺人鬼が襲いかかる!『アンティル・ドーン』地獄の“殺戮タイムループ”へ誘う恐怖の予告編

今年4月に全米で公開されるやいなや4週間連続で全米興行収入ランキングトップ10入りをはたした『アンティル・ドーン』(8月1日公開)。このたび、本作の予告編、ポスタービジュアルが解禁となった。

本作はソニー・インタラクティブエンタテインメントのPlayStation5、PC用ゲーム「Until Dawn -惨劇の山荘-」を実写化したアル脱出ゲーム型スラッシャーホラー。監督は『アナベル 死霊人形の誕生』(17)、『ライト/オフ』(16)などを手掛けたことで知られ、ホラーファンからの絶大な支持を得ているデビッド・F・サンドバーグ。さらに『死霊館のシスター』(18)、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)といった大ヒットホラー作品を世に放ってきたゲイリー・ドーベルマンと、“カメラに撮られると死ぬ”という斬新な設定で話題となった『ポラロイド』(17)のブレア・バトラーが共同で脚本を担当。

製作にはPlayStationのゲームが原作の『グランツーリスモ』(23)、『アンチャーテッド』(22)の映画化やエミー賞を受賞した世界的人気サバイバルアクションドラマシリーズ「THE LAST OF US」を手がけてきたアサド・キジルバッシュが名を連ねるなど、ホラージャンルを知り尽くした凄腕クリエイターたちが集結している。また本作は『ヴァチカンのエクソシスト』(23)、「ドント・ブリーズ」シリーズなど、これまでもホラーファンの心を鷲掴みにしてきた映画スタジオ、スクリーン・ジェムズ発の最新ホラー作品となっている。主人公クローバーを務めるのはエラ・ルービン。クローバーの元カレ・マックス役をマイケル・チミノ、クローバーの姉メラニー役をマイア・ミッチェルが演じる。さらに物語の鍵を握る重要人物ドクター・ヒル役をスウェーデンの名優ピーター・ストーメアが脇を固める。

予告編では、1年前に失踪した姉のメラニーの足取りを追う先で、主人公クローバーたちが “なにかがおかしい”山荘に足を踏み入れるところからはじまる。いつもと同じ仲間と、いつもと同じ1日を過ごすはずだった彼女たちを待ち受けていたのは<超過激な殺戮タイムループハウス>だった。暗闇のなかで悲鳴をあげて逃げ惑うクローバーが、大男による凶器の一振りでいとも容易く惨殺されたかと思うと、山荘に飾られた砂時計が逆戻りをはじめ、殺される前の時間へクローバーたちを巻き戻す。何度も何度も無残に殺されるなかで浮上したのは、逃れることのできないこの“山荘のルール”。「ルール1、死んだら最初からやり直し」、「ルール2、殺され方はどんどん過激に」、「ルール3、死ぬことができる回数には制限がある」、「ルール4、ただし制限時間は夜明け(ドーン)まで」。予告編には代わる代わる姿を見せる殺人鬼と、バリエーション豊かな殺され方で、クローバーたちが血しぶきにまみれながら繰り返し恐怖の一夜を死をもって終える様子が映しだされる。

あわせて解禁となったポスタービジュアルには、本作の死んでも死んでも終わらない地獄のタイムループを象徴する“砂時計”をかたどったフォルムのなかに、次なる惨殺タイムへのカウントダウンを刻むかのように山荘から流れ出る頭蓋骨の山が描かれている。サイコキラーから人食いウェンディゴまで、より取り見取りのラインナップで主人公に熱い視線を送る殺人鬼たちが四方を固める様は、まるで山荘を訪れた客人を残酷な死でもてなそうと意欲を燃やすようだ。


はたして彼女たちは恐怖のタイムループから抜け出し、生きて夜明けを迎えることができるのだろうか?“死んでも死んでも終わらない”タイムループの恐怖をぜひ劇場で目撃してほしい。

文/鈴木レイヤ

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