『ジュラシック・ワールド』に『プレデター』、『アバター』最新作も!GWに関連作をチェックしておきたい今年注目の大作映画たち
ナイン・インチ・ネイルズが手掛ける音楽にも注目の『トロン:アレス』
長編映画として世界で初めて本格的にCGを導入した「トロン」が15年ぶりに復活。第3作『トロン:アレス』(10月10日公開)では、デジタル世界の高度なプログラム“アレス”が現実世界に脅威をもたらすことに。ジャレッド・レトが主人公アレスを演じるほか、スタイリッシュかつモダンに再構築されたビジュアルも見どころ。前作『トロン:レガシー』(10)のダフト・パンクに代わって、アカデミー賞受賞歴も持つトレント・レズナー&アッティカス・ロス率いるロックバンド、ナイン・インチ・ネイルズが劇伴を手掛ける。
シリーズで初めてプレデターが主人公になった『プレデター:バッドランド』
1987年に公開され、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務めた第1作から根強い人気を誇ってきたSFアクションの最新作『プレデター:バッドランド』(11月7日公開)。これまでは優れた身体能力と高度な科学技術を持つ異星人の戦士プレデターと人類の攻防が描かれてきたが、新章となる本作ではなんと、シリーズで初めてプレデターが主人公に。生存不可能な荒れ果てた辺境の地=バッドランドを舞台に、掟を破り追放されたプレデターと最強の敵との激闘が繰り広げられる。若きプレデターの“協力者”となる謎の少女をエル・ファニングが演じる。
神秘の星パンドラがさらなる広がりをみせる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
ジェームズ・キャメロン監督にとって、もはやライフワーク(?)となった「アバター」シリーズの第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日公開)。海がおもな舞台となった前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)に続く本作では、炎と灰が支配する未知の地域、新たな部族も登場するなど、神秘の星パンドラの世界観がさらなる広がりをみせる。すでにシリーズ第4作、第5作も着々と制作の準備が進行し、さらにキャメロン監督によれば第6作、第7作の構想もあるとのこと。すべてにおいて破格のスケールになること必至だ!
ヒートアップの予感しかない2025年のこれからを彩る大作映画たち。ゴールデンウイークを利用して関連作をチェックし、劇場公開に備えよう!
文/足立美由紀