「スター・ウォーズ」ガチファンたちが『ローグ・ワン』「キャシアン・アンドー」を全力推し「名もなき英雄たちがいたことを俺たちは忘れない!」
映画史に燦然と輝く空前のエンタテインメント「スター・ウォーズ」。その最新作となるドラマシリーズ「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」のシーズン2が、4月23日(水)よりディズニープラスにて配信開始となる(初回3話一挙配信)。本作は、スピンオフ作品ながら名作としてファンから絶大な支持を集める『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)に直結する物語。のちの反乱軍の情報将校、キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)が銀河を支配する帝国との戦いに身を投じていく姿が描かれる。
2022年に配信されたシーズン1では、まだ何者でもなかったキャシアンが帝国から追われる身となり、レジスタンス活動にも加わるなかで様々な苦悩や葛藤と向き合い、自身が成すべき使命に目覚めるストーリーが展開された。その骨太な世界観はファンだけでなく、批評家からも絶賛されるなど、大勢が続編を待ち望んできた。そこでMOVIE WALKER PRESSでは、タレントのIMALU、アメコミ映画/映画系YouTuberのがおー、タレントの関根ささら、お笑いコンビの春とヒコーキとして活動する土岡哲朗、俳優の速水もこみちら「スター・ウォーズ」ファンへのアンケートを実施。寄せられたコメントを紹介しながら、『ローグ・ワン』が愛される理由、「キャシアン・アンドー」シーズン2への期待をひも解いていきたい。
「歴史の教科書には残らない、でも世界を変える信念の物語」名もなき戦士たちの戦いに光を当てた『ローグ・ワン』
まずは『ローグ・ワン』のおさらいから。記念すべきシリーズ第1作『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』(77)の冒頭につながる作品で、帝国が誇る惑星破壊兵器デス・スターの弱点が記された設計図を手に入れようとする少数部隊の活躍が描かれた。メンバーはキャシアンのほか、デス・スターを設計した科学者、ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)の娘ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)、帝国から脱走したパイロットのボーディー(リズ・アーメッド)、フォースを信奉する「ウィルズの守護者」の元メンバーであるチアルート(ドニー・イェン)とベイズ(チアン・ウェン)のコンビ、プログラムを書き換えられた元帝国のドロイド、K-2SOといった面々。彼らはジェダイでもなければ、王族や貴族でもない、シリーズ本編では語られることのなかった“名もなき戦士”たちだ。
特別な力を持たない彼らが、銀河の平和のため、反乱軍のため、隣にいる仲間のために戦い続ける姿にグッと来たという感想が続々。先週末に開催された「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」を記念し、千葉ロッテマリーンズvs北海道日本ハムファイターズ戦で行われた「STAR WARS NIGHT」の始球式にも登壇した速水もその一人で、「ほかの『スター・ウォーズ』シリーズでは、ほとんどが特別な力を持つ登場人物たちが戦う物語であるのに対し、家族や組織、それぞれの使命や目的などを描いていて、そんな人間ドラマを応援したくなる」と語っている。
さらに、YouTubeチャンネル「映画の話をドガチャガ」で「スター・ウォーズ」も取り上げ、熱狂的ファンである春とヒコーキの土岡も「この人たちがいなかったら、ルーク・スカイウォーカーの華やかな冒険譚は存在しない。歴史の教科書には残らない、でも世界を変える信念の物語だった」、東京&大阪コミコンのオフィシャルサポーターも務める関根も「デス・スターの設計図を奪取すべく仲間たちと共闘していく姿、過去の(時系列的には未来の)作品につながる伏線もたくさん散りばめられていて一瞬たりとも目が離せない!」とコメントしている。
「ジンやキャシアンたちの“希望”が僕たちの知ってる“勝利”につながる」信念でつないだ命のバトンリレー
『ローグ・ワン』の時代は反乱軍と帝国との戦いが激化していく真っ只中。劇中で繰り広げられるスター・デストロイヤーにタイ・ファイター、Xウイングといったおなじみの戦艦、戦闘機による「スター・ウォーズ」らしい空中バトル、敵基地へ潜入したキャシアン、ジン、K-2SOを援護するため、陽動作戦を行うチアルート、ベイズら地上部隊がトルーパーやAT-ATに立ち向かう白兵戦も迫力満点だ。そして、父を救いたいと願うジン、彼女の想いを知りながら任務との間で揺れるキャシアンの葛藤、背中を預け合うチアルートとベイズの熱い友情が観客の涙を誘った。
特に仲間が次々と命を落としていくなか、設計図をまるでバトンリレーのようにレイア姫のもとへ届けるラストシーンは、『新たなる希望』の冒頭にはこんなにも大勢の犠牲があったのかとこみ上げてくるものがある。がおーはこの感動的なシークエンスに言及しており、「デス・スターの設計図を手に入れたからといって帝国を倒せるわけではない。しかし、ジンやキャシアンはその設計図が帝国を倒す“希望”となると信じているところ、その“希望”が僕たちの知ってる“勝利”につながる構成があまりにも素晴らしい!」と絶賛を惜しまない。5月2日(金)~4日(日・祝)で開催される「大阪コミックコンベンション2025」のメインMCを務めるIMALUも「登場人物それぞれがいろんな思いを持ち、個々で戦ってきた人たちが1つのチームとなり、命懸けで戦う姿がめちゃめちゃかっこいい。そしてせつなくて…痺れる…!」と信念を持って戦い続けたキャラクターたちへ思いを馳せる。