プレイボーイのダニエルがベビーシッターに!?『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』本編映像
大ヒットシリーズの最新作『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』(公開中)。本作より、シリーズきっての色男、ヒュー・グラント演じるダニエルがベビーシッターをする本編映像が解禁となった。
恋も仕事も友だちも、自分のための時間も全て大事な女性の等身大の姿をコミカルにそしてロマンティックに描き、日本を含め世界中の女性たちの共感を集め、全世界の興行収入は累計8億ドルを超える「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ。シリーズ第4弾にして完結編となる本作では、演技派レネー・ゼルウィガーがアラフィフに突入したブリジット・ジョーンズを再演する。
クラシックなオープンカーからダニエルが降りるやいなや、すぐさま「ダニエルおじさん!」と駆け寄ってくるブリジットの息子ビリー(カスパー・クノプフ)と、ダニエルが到着したことに気付き玄関から愛らしさ100点の笑顔で出迎える娘のメイベル(ミラ・ヤンコヴィッチ)。そんな子どもたちの姿からはいつも遊んでくれる“ダニエルおじさん”が大好きな気持ちがあふれ出ている。亡き夫マーク(コリン・ファース)の命日を知人たちと偲ぶため、仕方なく子どもたちを預けるブリジットに対し、「試練の夜だな」とダニエルが気遣い、今夜の食事会のことを考えてブリジットが複雑な表情を見せる場面も。おじさんになっても色気全開で相変わらず女性にモテモテ、かつ子どもたちのハートも掴んでしまう天性の色男ダニエルの魅力と、2人の長年に渡る固い信頼関係が垣間見える映像となっている。
上司と部下から始まり、恋愛関係にもつれ込んだブリジットとダニエルの関係だったが、本作では純粋な友人関係へと形を変えている。「彼らはお互いのことをとてもよく理解しています。ときめきというのは、一度芽生えると完全に消えることはない…。本作ではそういった要素も盛り込まれている」と語るグラント。続けて、「シリーズ4作品の中で、おそらく今回の脚本が一番です。とても感動的で、ヘレン・フィールディングの心を強く反映している」と魅力を力説する。これまでのシリーズで魅せてきた恋愛要素やコミカルな演出はもちろんのこと、本作では恋愛の枠に囚われない貴重な関係性なども描かれ、シリーズにおける新たな領域へ踏み込んだものに仕上がっている。
また、主演のゼルウィガーについてグラントは、「レネーは、数少ない好きな俳優のうちの一人です。彼女は聡明で誠実。そして演技は天才的。怖いほど優秀だけど、真面目で接しやすく、威張らない。そしてなにより、彼女はブリジットというキャラクターを理解し、自分のものにしている。彼女がかかりつけの獣医に電話越しで話していたのですが、英国訛りでしたからね」と賞賛を送ると同時に再共演への喜びも言葉にしている。
最愛の夫マークを失い、シングルマザーとして育児と仕事に奮闘するブリジットと、それを温かく支えるダニエルを始めとした愉快かつ魅力的な友人たち。悲しいことや辛いことがあっても、それらすべてを抱きしめてポジティブ全開で突き進むブリジットの新たなドラマに世界は再び感動と最高のハッピーで包まれる。世界中の女性を共感の渦に巻き込んだヒロインが新たに贈る『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』をぜひ劇場で。
文/平尾嘉浩