空母からダイブする新スタントも披露!『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ファイナル予告

空母からダイブする新スタントも披露!『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ファイナル予告

トム・クルーズが凄腕のスパイを演じる「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日公開)。このたび、全世界待望のファイナル予告が解禁となった。

「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作にして集大成となる『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作にして集大成となる『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』[c]2025 PARAMOUNT PICTURES.

2022年に『トップガン マーヴェリック』、そして2023年に『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』の記録的な大ヒット、さらにパリ2024オリンピック閉会式での華麗なスタントで世界中の話題を集めたことも記憶に新しい、エンタテインメント界のスーパースター、クルーズ。本作は、そんな彼のキャリアを象徴する「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作となる。出演陣は、スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハント役のクルーズはもちろんのこと、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスなどお馴染みのメンバーに続き、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』より参加し絶大なインパクトを残した、グレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投する。

シリーズ1作目から歩んできた29年にも及ぶ軌跡の集大成となる本作。日米同時公開日の5月23日(金)まで50日を切るなか、ファイナル予告が全世界一斉解禁となった。前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(23)から2か月後が舞台であると明かされたこの映像では、これまで命がけでインポッシブル(不可能)なミッションに挑んできたイーサン・ハント(クルーズ)が政府によって拘束されている姿が映しだされる。何度も世界のために戦ってきた彼が、なぜ囚われているのかも気になるところだが、宿敵ガブリエル(モラレス)による「お前の秘密も暴かれる」というセリフのとおり、本作ではこれまでほとんど語られてこなかったイーサンの過去が明かされ、その誰も知らない秘密こそが世界の危機を救う“カギ”となることが推測される。

さらに、映像の終盤ではイーサンを常に支えてきたIMFのメンバー、ルーサー・スティッケル(レイムス)から「人生は全ての選択の結果だ」という意味深なセリフも。いままでのイーサンの全ての行動が本作に帰結していることへの裏付けともとれる発言だ。これらを表すかのように、第1作『ミッション:インポッシブル』(96)のワイヤーアクションを筆頭に、全編を通して、イーサンが駆け抜けてきた過去作の名シーケンスがふんだんにインサートされ、これまでの全てが『ファイナル・レコニング』へとつながるまさしく“集大成”に相応しい、シリーズのレガシーを存分に感じることができる仕上がりとなっている。

【写真を見る】イーサンを常に支えてきたIMFのメンバー、ルーサー・スティッケルによる意味深なセリフも
【写真を見る】イーサンを常に支えてきたIMFのメンバー、ルーサー・スティッケルによる意味深なセリフも[c]2025 PARAMOUNT PICTURES.

また、本シリーズの最大の魅力の一つとして挙げられるのが、スタントマンを起用せず、クルーズ本人によって行われる、陸、海、空あらゆるロケーションを舞台にした人間離れの超絶スタント。すでに解禁されている予告編では、縦横無尽に飛び回る小型プロペラ機に振り落とされまいと食らいつく空中スタント、特殊なマスクとウェットスーツを身に着けて行われる水中スタントが発表されている。今回のファイナル予告では新たなスタントとして、荒れる大海原の真ん中で、イーサンが生身で海にダイブするシーンが追加。空母とクルーズの組み合わせに胸躍らないわけがなく、常に限界に挑み続け、観客の想像を超えるアクションをやってのける迫真の演技に期待が高まるばかりだ。

急旋回する小型プロペラ機に食らいつくイーサンを捉えたファイナルポスター
急旋回する小型プロペラ機に食らいつくイーサンを捉えたファイナルポスター[c]2025 PARAMOUNT PICTURES.

さらに、重力をガン無視した衝撃のファイナルポスターも到着。画角に収まりきらないほど縦横無尽に飛び回る小型プロペラ機の暴走に、振り落とされまいと必死に食らいつくイーサン。そんな目を疑うようなアクションシーンを切り取った本ビジュアルは、見ているこちらも手に汗を握ってしまう、躍動感限界突破な出来栄えとなっている。


『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』に続き、いくつもの意味を持つ“レコニング”というワードを引き継ぎ、さらには“ファイナル”と謳っていることから、シリーズの最後、はたまたイーサンの最期を想起させる『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。はたして、“ファイナル”に込められた真意とは?前作ラストでイーサンが手にした“鍵”が導く運命にも注目したい。

文/平尾嘉浩

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