あの刑務所も実は巨大セット!『新たなる希望』から「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」まで受け継がれる“リアルな撮影手法”

あの刑務所も実は巨大セット!『新たなる希望』から「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」まで受け継がれる“リアルな撮影手法”

ディズニープラス配信の人気オリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」のシーズン2が、4月23日(水)より日米同時独占配信される(全12話/毎週3話ずつ配信)。ここでは本シリーズにおける、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(78)から受け継がれた“リアルな撮影手法”について紹介する。

【写真を見る】キャシアン役のディエゴ・ルナも驚き!「刑務所で暮らしているよう」と感じた超巨大セット
【写真を見る】キャシアン役のディエゴ・ルナも驚き!「刑務所で暮らしているよう」と感じた超巨大セット[c]2025 Lucasfilm Ltd.

ジョージ・ルーカスが生んだ空前のエンタテインメント「スター・ウォーズ」は未だに広がり続け、「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」などのアニメーションや、「マンダロリアン」といった正史と繋がるオリジナルドラマも数多く世に送りだしている。「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」はそんなシリーズの原点『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)に直結するストーリー。のちに『新たなる希望』でルークやレイアが率いる“反乱軍”として立ち上がる、名もなき戦士たちの物語となっている。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)で命懸けのミッションに挑んだことで知られるキャシアン・アンドー
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)で命懸けのミッションに挑んだことで知られるキャシアン・アンドー[c]2025 Lucasfilm Ltd.

ルーカスは「スター・ウォーズ」の壮大な銀河の世界観を生みだすため、『新たなる希望』の撮影当時、ミレニアム・ファルコンを実際に作ったり、チュニジアの砂漠地帯で惑星タトゥイーンのロケ撮影をしたりするなど、リアルにこだわる撮影手法をとり、いまでもファンから愛される「スター・ウォーズ」を創りあげた。

そして『ローグ・ワン』『新たなる希望』に繋がる「キャシアン・アンドー」でもその伝統は受け継がれ、シーズン1で大きな話題を呼んだ7~9話では、帝国に捕らえられたキャシアンが冤罪で収容されることになる、白基調の異様なほど無機質な刑務所の巨大セットを実際に制作。その刑務所でキャシアンたちが強制的に作らされていたのが、実は建設中の帝国軍の究極兵器“デス・スター”の部品だったことが最終話で発覚し、世界中で話題を呼んだが、キャシアン役を演じた主演のディエゴ・ルナは「まるで何週間も刑務所で暮らしているようで本当に狂気じみていました。しかし、常に目の前に実際のものがあるのは本当に素晴らしかったです」と実物大のセットでの撮影について振り返っている。


「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」シーズン2は4月23日(水)より日米同時独占配信
「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」シーズン2は4月23日(水)より日米同時独占配信[c]2025 Lucasfilm Ltd.

囚人たちが作業スピードを競争するシーンで使われた大きな機械も、ほぼすべてが実際に動く仕組みで制作されている。このように細部にまでこだわり抜かれたセットには、ルナも驚いたそうで「美術デザイナーがすばらしいセットを作り上げました。機械だけのリハーサルが何回かあったのを覚えています。そこでは、テーブルでチームに分かれ組み立てて実際に作業をしました。機械が動き、部品を取りだし、組み立て、取りだし、また別の部品がやってきます。止まることはありませんでした」と撮影の知られざる裏側について明かし、「自分が演じる状況を実際に感じられることが、リアルな演技への一番の近道です」とも語っている。

世界が待望するシーズン2の本予告では、帝国軍の究極兵器“デス・スター”が映されており、「スター・ウォーズ」らしい世界観が満載だ。名もなき戦士たちが命を懸けて戦った、銀河の“革命”と“希望”の物語を見逃さないでほしい。

文/山崎伸子

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