止まったら、即死亡!?イ・ジェフン、ク・ギョファンら共演の脱北ムービー『脱走』公開決定

止まったら、即死亡!?イ・ジェフン、ク・ギョファンら共演の脱北ムービー『脱走』公開決定

2020年に韓国で大ヒットを記録した『サムジンカンパニ―1995』(20)でメガホンをとったイ・ジョンピル監督が手がける映画『脱走』が6月20日(金)より公開されることが決定。あわせて本作の日本版ポスタービジュアルが解禁となった。

【写真を見る】イ・ジョンピル監督最新作『脱走』が6月20日(金)より公開されることが決定
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軍事境界線を警備する北朝鮮の部隊にスポットを当てる本作。イ・ジェフン、ク・ギョファン、ホン・サビン、ソン・ガンといった、韓国エンタメ界の第一線を走る役者が勢ぞろいしているほか、星野源、SIRUPといったアーティストとコラボを果たすZion.Tの楽曲「ヤンファ大橋」が、挿入歌として色を加えている。命がけの脱北を試みる軍人、ギュナム役を、「シグナル」、「復讐代行人~模範タクシー~」のジェフンが熱演。そして、主人公を容赦なく追撃する軍少佐ヒョンサン役を、『D.P. -脱走兵追跡官-』(21)のギョファンが演じる。

まもなく兵役を終える軍曹ギュナムは、自由を求め韓国への脱走を計画していた。ついに脱北を決行しようとするが、部下の下級兵士ドンヒョク(サビン)に先を越されてしまい、失敗してしまう。さらにギュナムの幼馴染で、保衛部少佐のヒョンサンは、脱走兵であるドンヒョクを捕まえた英雄としてギュナムに祭り上げられてしまい、前線からピョンヤンへと異動させようとする。迫る脱走のタイムリミットは、たったの2日間。ギュナムは、ヒョンサンの目を盗んで再び軍事境界線を目指して、決死の脱出を試みる。

今回完成した日本版ポスタービジュアルでは、無謀な脱北に挑戦する主人公、ギュナムが、雨が降りしきる悪天候のなかを、全力疾走で走り抜けるシーンが全面に写しだしている。「止まったら、即死亡」、「命がけの脱北計画、開始」というキャッチコピーが添えられており、まさに“脱走”をしていることが一目で分かりながら、命の危機に直面していることも予見できてしまう、秀逸なデザインとなった。


ギュナムに待ち受ける予期せぬ困難とは?クライマックスに訪れる「決断の瞬間」をぜひ劇場で確認してほしい。

文/鈴木レイヤ

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