トム・ハンクス&ロビン・ライトがロバート・ゼメキス監督への信頼を語る!『HERE 時を越えて』インタビュー映像

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トム・ハンクス&ロビン・ライトがロバート・ゼメキス監督への信頼を語る!『HERE 時を越えて』インタビュー映像

名作『フォレスト・ガンプ 一期一会』(94)のスタッフ&キャストが再集結した『HERE 時を越えて』(4月4日公開)。本作より、トム・ハンクス&ロビン・ライトの2ショットインタビュー映像が解禁となった。

【写真を見る】トム・ハンクスとロビン・ライトが共に何度もタッグを組んできたロバート・ゼメキス監督への熱い信頼関係を語る
【写真を見る】トム・ハンクスとロビン・ライトが共に何度もタッグを組んできたロバート・ゼメキス監督への熱い信頼関係を語る[c]2024 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.

『フォレスト・ガンプ』と『HERE』の両作で、夫婦役を演じたハンクスとライト。再び『フォレスト・ガンプ』チームが再結集したことについて、ハンクスは開口一番に「カネのためじゃない」と即答し、ライトもそれに同意する。本作は主演の2人をはじめ、脚本家のエリック・ロス、撮影監督のドン・バージェス、映画音楽のアラン・シルヴェストリといった、ハリウッドの第一線で活躍してきた映画人たちもロバート・ゼメキス監督のもとに再結集して作られた。

そんな気心知れたメンバーとの仕事についてハンクスは、「僕らは映画の遊び心を心得ている」と語り、続けて「真剣に遊んだ作品にはパワーがある」と力説する。互いにリスペクトし合う彼らの関係性は、30年以上経ったいまも変わらないようで、特にゼメキス監督との信頼関係は抜群だ。ハンクスとゼメキス監督は『フォレスト・ガンプ』以降、『キャスト・アウェイ』(00)、『ポーラー・エクスプレス』(04)、『ピノキオ』(22)で、ライトとは『ベオウルフ/呪われし勇者』(07)と『Disney's クリスマス・キャロル』(09)でタッグを組み、多くの人々を感動させてきた。インタビュー中にゼメキス監督を相性の“ボブ”と呼び、2人で監督の口調をモノマネしたりする姿にも、彼らの信頼関係が垣間見える。

『HERE』でも夫婦役を演じたハンクスとライト
『HERE』でも夫婦役を演じたハンクスとライト[c]2024 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.

ただ、『フォレスト・ガンプ』以降、ハンクスとライトの共演が実現することがなく、今回の『HERE』が約30年越しの念願の再共演となった。そんな2人が口を揃えて言うのは、本作最大の魅力である“共感”という要素だ。ハンクスは「映画を観るうえで心を揺さぶられるのは、なによりも共感にあると思う」と語り、ライトも「本作を観た人はみんな、あらゆるシーンで自分を重ねることができると思う」と、『HERE』の魅力について同じ見解をしている。また、ハンクスが「観た人の多くは、子どもの頃の家を思い出す」と語っているように、本作では親の残した家を売るのか、あるいは次の世代に引き継ぐのかといった、誰もが人生で一度は経験するような身近なエピソードが多くちりばめられ、そうした小さな共感の積み重ねが、最後に大きな感動を引き起こす作りとなっている。

誰もが共感できる様々な人生の瞬間が切り取られている
誰もが共感できる様々な人生の瞬間が切り取られている[c]2024 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.

さらに、その“共感”に関連してハンクスとライトは、本作を映画館で観て見知らぬ人と“共有”してほしいとも語る。スクリーン上で複数の映像がマンガのコマのように交差していく“スプリットスクリーン”という演出が採用されているのだが、ハンクスはその演出について「大画面でないと捉えきれない」と説明する。続けて、「素敵な絵画を見る時と同じだ。ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を見るなら、携帯の画面じゃなく、もっと大きなサイズで見たい」と映画館で観る重要性を熱弁。そもそも、『HERE』自体がそうした“記憶の共有”をテーマにしており、ライトが「見知らぬ人たちと同じ部屋で鑑賞した時、それぞれの人生が交差し、体験を共有できる」と語っているように、本作の登場人物たちもそれぞれは全く面識がないが、過去に同じ場所で生きていたという記憶が、スクリーンという一つの画面上で交差していく。そうした記憶の交差は、彼らの言うところの“共有”とも共通するのかもしれない。

互いにリスペクトし合う関係性は30年以上経ったいまも変わらない
互いにリスペクトし合う関係性は30年以上経ったいまも変わらない[c]2024 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.

ぜひ映画館の大きなスクリーンで『HERE 時を越えて』の世界観に浸り、見知らぬ人と“共感する記憶”を共有してみてはいかがだろうか?


文/平尾嘉浩

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