『パラサイト 半地下の家族』での偉業から5年。4位でデビューした『ミッキー17』の成績がポン・ジュノ作品の指標に?
『映画ドラえもん』と『ウィキッド』の快進撃が止まらない!
さて、4週連続No. 1の座を守り抜いている『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』の週末3日間の成績は、観客動員が35万8000人で興行収入は4億3500万円と、前週比125%以上。春休みのど真ん中ということもあって大きく成績を伸ばすことに成功。累計成績では動員247万人を突破し、興収30億円目前となっている。
参考までに、最終興収50億円を突破した『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(19)の同時期(公開4週目末終了時点)の累計成績は動員245万4000人、興収28億7000万円だったので、それをわずかに上回っている。例年春休みが終了し、「名探偵コナン」シリーズが始まると一気に成績が落ちる傾向にある「映画ドラえもん」シリーズ。4月に入ってからどこまで維持できるかが“興収50億円”への分かれ道となるだろう。
一方、4週連続2位の『ウィキッド ふたりの魔女』のほうは週末3日間で動員15万1000人、興収2億4800万円と、前週比9割以上をキープ。累計成績では動員142万人&興収22億円を突破。1位と2位が4週以上変わらないのは、2022年12月から8週連続でしのぎを削りあった『THE FIRST SLAM DUNK』(22)と『すずめの戸締まり』(22)以来。『のび太の絵世界物語』と『ウィキッド』は、どこまで“2強”でありつづけるのか注目しておきたい。
ディズニーの実写版『白雪姫』(公開中)も、前週に引き続き3位をキープ。週末3日間で動員8万2000人、興収1億1600万円をあげ、累計成績では動員41万人&興収6億円が目前。先述の『ミッキー17』を含み、ランキング上位5作品のうち過半数を洋画作品が占めるのは、昨年8月第1週以来、実に34週ぶりのこととなる。
新作ではほかに、ACEesの作間龍斗と「御曹司に恋はムズすぎる」での好演も記憶に新しい山下美月がダブル主演を務め、同名人気コミックを実写映画化した『山田くんとLv999の恋をする』(公開中)が5位に初登場を果たしている。
以下は、1~10位までのランキング(3月28日〜3月30日)
1位『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
2位『ウィキッド ふたりの魔女』
3位『白雪姫』
4位『ミッキー17』
5位『山田くんとLv999の恋をする』
6位『少年と犬』
7位『ファーストキス 1ST KISS』
8位『35年目のラブレター』
9位『教皇選挙』
10位『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』
今週末は、広瀬すずと杉咲花、清原果耶がトリプル主演を務め、坂元裕二が脚本を手掛けた『片思い世界』(4月4日公開)、なにわ男子の長尾謙杜と當真あみが共演する『おいしくて泣くとき』(4月4日公開)、ロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクスがタッグを組んだ『HERE 時を越えて』(4月4日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬