30周年イヤーの「エヴァンゲリオン」、新劇場版の初号機、第4の使徒が新造形でフィギュアに!
話題の映画や映像作品から、思わず欲しくなるフィギュアをご紹介。今回は今年30周年イヤーを迎えている「新世紀エヴァンゲリオン」から、アニメ版を新たな設定とストーリーで再構成した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」のアイテムを紹介していきたい。
第4の使徒がもたらす絶望感まで形に!
今回は、圧倒的な造形力で知られるプライム1スタジオから最近発表されたフィギュアをチェック。「アルティメットジオラママスターライン ヱヴァンゲリヲン新劇場版 第4の使徒(Concept By Josh Nizzi)」は、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの幕開けを告げた第4の使徒を、海外アーティストのJosh Nizzi(ジョシュ・ニジー)のコンセプトをもとに全高約58cmで立体化したアイテム。
才気あふれるアーティストとのコラボにより、誰もが知る初号機を新たな解釈で表現したジオラマのリリースから3年。そのデザインコンセプトを継承したスピンオフともいえる今作では、第4の使徒の脅威をテーマに第3の少年の理性を奪った恐怖と痛みを異形のシルエットとして具現化。
微細な孔や酸化を思わせる色むらが刻まれた白い外殻、独特の紋様が浮かび上がる黒い体表、生命の輝きを封じ込めた赤黒いコアなど、各部の色彩と造形は作中の印象を損なうことなく、それでいて生々しさが際立つようアレンジ。
そしてふたつ目の顔にはLED発光ギミックを内蔵され、夜の第3新東京市を貫いた破壊の光も再現。漆黒の特製ベースはATフィールドやネルフ本部を象徴するヘキサゴンで構築されるなど、ヒトと使徒の関係性を想起せずにはいられないデザインとなっている。
初号機をぬいぐるみ風にアレンジ!
プライム1のデフォルメフィギュア「キューティ1」シリーズからは、満足できるボリューム感と飾りやすいサイズ感を兼ね備えた「キューティ1M」として、「キューティ1M ヱヴァンゲリヲン新劇場版 エヴァンゲリオン初号機」が新登場。
エヴァンゲリオン初号機を全高約30cmで立体化したこの「キューティ1M ヱヴァンゲリヲン新劇場版 エヴァンゲリオン初号機」。まんまるボタンの黄色い目、ギュッと閉じたジッパーの口、ポーズがつけられる両腕などキュートなぬいぐるみ風として造形されつつも、カラーリングや体のあしらいなど初号機の特徴もしっかりと反映されている。
また、全身の紫色の部分がラメでカラーリングされたバージョン「キューティ1M ヱヴァンゲリヲン新劇場版 エヴァンゲリオン初号機 リミテッドカラー(ラメ:マゼンタパープル)」もラインナップされており、そろえて手に入れたいアイテムとなっている。
決して手に取りやすい価格帯ではないが、抜群のクオリティを誇るこれらのアイテムは、作品の節目をお祝いするにはうってつけといえるだろう。
文/サンクレイオ翼