『名探偵コナン 隻眼の残像』記念で金ロー”3週連続「コナン祭り」”開催決定!新作公開当日には『100万ドルの五稜星』も
4月18日(金)に公開される「劇場版名探偵コナン」シリーズ最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』を記念し、金曜ロードショーにて”3週連続「コナン祭り」”の開催が決定。さらに、本日3月7日(金)の金曜ロードショーの最後に、劇場版最新作の特別映像が放送されることが明らかとなった。
今年の「劇場版名探偵コナン」の舞台は、氷雪吹き荒れる長野県の八ヶ岳連峰未宝岳。劇場版では初めて、大和敢助や諸伏高明、上原由衣ら長野県警のメンバーにスポットライトが当たるということで話題を集めているほか、「眠りの小五郎」として”迷”探偵っぷりを発揮してきた毛利小五郎がシリアスな表情を見せており、彼の活躍が期待されている。
そこで、小五郎が活躍する『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』(98)、『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』(05)、怪盗キッドと平次、コナンが北海道で土方歳三の日本刀にまつわる謎を追った、昨年公開の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(24)が本編ノーカットで初放送される。また、3週に渡り本編の最後には新作にからめた特別映像も放送されるとのこと。
まず、目暮警部と、蘭の母で弁護士の妃英理、阿笠博士が何者かに命を狙われる『14番目の標的』。小五郎と親しい人物が標的にされたことから、犯人は小五郎に恨みをもつ者と思われた。一方、コナンは現場の遺留品がトランプの絵札に関連していることに気づき、襲われた3人の名前にある共通点を見つける。"八"の字をもつ小五郎の旧友で、ソムリエの沢木公平を護衛するため、海洋娯楽施設"アクアクリスタル"に向かったコナンたちは、名前に数字をもつ4人の人物に出会う。犯人の連続襲撃事件の真の狙いとはなんなのか?そしてサブタイトルの“14番目の標的”は誰なのか。
そしてこの作品では、小五郎が刑事を辞めるきっかけともなった過去の事件が描かれる。射撃の腕前が優秀な毛利小五郎。それがなぜ人質の足を弾丸でかすめてしまったのか──その真相にも注目だ。
『水平線上の陰謀』は、園子のはからいでコナンと蘭、少年探偵団一行が、太平洋を航行する豪華客船アフロディーテ号の処女航海に招待されるところから始まる。多くの著名人や政界人らも乗船する優雅な洋上のクルーズを楽しむが、かくれんぼの最中に園子が何者かに拉致、監禁されてしまう。コナンの推理で無事に助けだされたが、今度は船内で殺人事件が発生。15年前に起きた貨物船、第一八代丸の沈没事故と半月前のある交通事故との関連に気づき推理するコナン。事件は解決したと思われたが、犯人の仕掛けていた爆弾が次々と爆発。浸水し始めた船から、乗客が避難するなか、毛利小五郎は船に残っていたのだった。
普段の推理は的外れになることが多い小五郎の推理だが、本作では冴え渡る。小五郎のかっこいい姿を堪能できる作品だ。
そして、『隻眼の残像』公開当日の4月18日(金)には、昨年公開され興行収入158億円のシリーズ最大ヒットを記録した『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』を初放送。怪盗キッドと服部平次、そしてコナンと、人気キャラクターの共演も話題を呼んだ。
北海道、函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届く。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長、土方歳三にまつわる日本刀だという。ビッグジュエルと呼ばれる宝石ばかりを追い求めてきた怪盗キッドが、なぜ刀を狙うのか?一方、西の名探偵、平次とコナンたちも、函館で開催される剣道大会の為に現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見破り追い詰めるのだが…。
時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂もあるという。
そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫るという、日本刀を巡る壮大なミステリーに仕上がっている。
なお、番組ホームページ内の視聴者参加型コンテンツ「金曜ロードシアター」では、日本テレビの “コナン大好きアナウンサー”河出奈都美アナがリアルタイムで参加。新作公開に備え、『隻眼の残像』でも活躍が期待される小五郎のこれまでの奮闘を見届けよう。
文/サンクレイオ翼