ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス、ロビン・ライトが舞台裏を明かす!『HERE 時を越えて』特別映像
名作『フォレスト・ガンプ 一期一会』(94)のスタッフ&キャストが再集結した『HERE 時を越えて』(4月4日公開)。本作より、ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス、ロビン・ライトが撮影の舞台裏を明かす特別映像が到着した。
『フォレスト・ガンプ 一期一会』といえば、ハンクスに2年連続、2度目のアカデミー賞主演男優賞受賞という快挙をもたらし、一躍、彼をオスカー常連俳優に押し上げた作品。さらに、アカデミー賞では作品賞を含む6部門を受賞したほか、ライトもゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、その年の映画界を席巻した。日本では2022年に4K版でも上映されるなど、いまなお多くの映画ファンに愛される不朽の名作となっている。今回解禁された特別映像では、貴重な『フォレスト・ガンプ 一期一会』時代の秘蔵映像も惜しみなく披露されている。
あれから30年、『フォレスト・ガンプ 一期一会』以来初となる再結集に大きな期待が集まるなか、完成したのは、恐竜が駆け回る太古の昔から現代までを往き来する壮大な時間旅行を一つの舞台で描くという、まさに未体験の物語。物語の中心となる夫婦を演じたハンクスとライトも、「こんな作品はほかでは見られない。心を打つはずだ」、「私が知るなかでもかなり独創的な作品」とゼメキス監督の新たな挑戦に絶賛の声を寄せている。
ハンクスとライトもまた、本作で10代から70代までを一人で演じ切るというこれまでにない挑戦を成し遂げている。役を演じるその場で、モニター上で様々な年代の顔に入れ替わる最新VFXの技術を起用したゼメキス監督は、「いまだからこそ作れた映画です。年齢ごとのトムとロビンの画像が大量に収集され、それらを化粧のように映像に施すんです」と振り返る。ハンクスとライトは現場でその映像を見ながら、シーンごとの年齢に合うように瞬時に動きを調整するという、キャリア初の革新的な演技を見せている。
そして、本作で注目すべきは、その圧倒的な映像美と誰もが共感できる普遍的なストーリー。それもそのはず、本作は監督とキャストだけでなく、脚本のエリック・ロス、撮影のドン・バージェス、音楽のアラン・シルヴェストリなど、スタッフも『フォレスト・ガンプ 一期一会』からの面々が参加し、まさに最強の布陣で作りあげられているのだ。ライトは、「この作品は人生の真実や愛、苦闘を描いている。様々な時代を生きた異なる世代の家族を映していて、それらの場面が移り変わる時の映像がとてもすばらしい」とその美しさに感銘を受けた様子。ハンクスも「すばらしい人生。それがすべて“ここ=HERE”で起こる。完璧なタイトルだね」とまさに本作のテーマそのものを象徴するタイトルを絶賛している。
さらに、『HERE 時を越えて』とレイジーボーイのコラボレーションも決定。レイジーボーイは、コカ・コーラやマクドナルドと並んで、アメリカでは誰もが知っている超有名ブランドであり、一家に一台はあると言われる定番のリクライニングチェア。本作の劇中にレイジーボーイの発明家が登場することを記念し、期間中にレイジーボーイを購入した人に『HERE 時を越えて』の観賞券を抽選で20名にプレゼントするキャンペーンが実施される。
時を越えて愛されるレイジーボーイの至高の座り心地と、映画が紡ぐ感動の瞬間をこの機会に体験してみてほしい。
文/平尾嘉浩