
山奥の湖畔を舞台に植物状態の娘を甦らせるため映写技師を呼んだ教授を描くドラマ。監督は青山真治。出演は山本圭祐、足立理、林陽里、秋草瑠衣子、あおやましんじ、赤塚実奈子、松嵜翔平、椎名琴音、大河原恵、濱野風花。青山監督が多摩美術大学映像演劇科の教授在任中(2012~2015年)に学生や教員とともに制作した「FUGAKU」シリーズの第1作。2018年10月27日より東京・ユーロスペースで開催の「特集/青山真治」にて上映。2025年9月20日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の「蓮實重彦著「日本映画のために」刊行記念特集」にて上映。
ストーリー
映写技師Kがエージェントに連れられ辿り着いた山奥の湖畔。「犬小屋」と呼ばれるその場所には電飾の兜を被ったピカピカ教授と、生きる屍となった彼の娘がいた――。Twitterのbotから引かれた言葉をもとに構成された台詞や絵画など既存の言葉やイメージの引用、撮影中にキャストやスタッフから導かれたアイデア、撮影現場において生成される時間と運動のゴチャマゼ具合が不思議な感触をもたらす。
スタッフ
監督
青山真治
撮影
西村果歩
撮影
内田俊太郎
撮影
諸星厚希
音楽
ヒマラヤ・ブラザーズ
美術
大沼史歩
美術
間瀬玲奈
照明
山本圭太
照明
川添彩
照明
原悠介
照明
椎名琴音
録音
松枝風
録音
舟迫彩
助監督
甫木元空
助監督
廣瀬有紀
助監督
石原弘之
車両
由谷貴史
振付
秋草瑠衣子
スチール
白井晴幸
制作
鈴木余位
制作
広田智大
制作
山崎遙
制作
神田裕子
スーパーバイザー