監督、編集、企画
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中沢啓治の不朽の反戦漫画『はだしのゲン』の誕生から現在を見つめるドキュメンタリー。数々の賞を受賞したBS12トゥエルビ放送の番組「『はだしのゲン』の熱伝導 ~原爆漫画を伝える人々~」を基に映画化。番組の演出を担った込山正徳が企画・監督・編集、同番組の高橋良美がプロデューサーを務める。映画化に際して「なぜ君は総理大臣になれないのか」の大島新と「NO選挙,NO LIFE」の前田亜紀が共同プロデューサーとして参加した。
ストーリー
広島に落とされた原子爆弾で被爆し、家族を失った少年ゲンが貧困や偏見に苦しみながらも力強く生き抜く姿を描いた漫画『はだしのゲン』。主人公ゲンのモデルは6歳で原爆を体験した作者・中沢啓治である。1973年より『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、その後25ヶ国で翻訳出版され、世界中で読まれ続けている。だが近年は、当時の道徳的価値観の違い、表現の過激さ等を理由に、学校図書館での閲覧制限を求める声が上がり、広島市の平和教材からも消えるなど、大きな議論を巻き起こした。そうした逆風のなか、いまなお『はだしのゲン』の熱を伝える人々がいる。戦後80年を迎えるいま、この不朽の反戦漫画の誕生から現在を見つめ、私たちが生きている世界に溢れる怒りや悲しみ、そして優しさを映し出してゆく……。