
山田純大
田島圭介
対馬を舞台に「緑の物質」によりひそかに人間を支配していくAIの脅威を描くドラマ。脚本・監督・編集は山根高文。出演は山田純大、中西悠綺、二宮芽生、浜浦彩乃、ケニー大倉、勝野洋、星田英利、売野雅勇ほか。
衆院が解散し選挙戦が始まるなか、長崎の離島・対馬で静かに活動を始めた若い女性候補・佐藤由里子(中西悠綺)。女性の地位向上を声高く訴える彼女を新聞記者・田島圭介(山田純大)が追う。全国各地では数多くの美女が立候補し、マスコミの話題をさらっていた。そんななか、由里子の選挙区で、与党が内偵のために送り込んだ男が変死体となって発見される。その事件のカギは、その死体に残された“緑色の物質”だった……。時代は遡り1960年代、日本の高度経済成長期。まだ女性の地位が低い社会で、孤児の由里子は一人で生きていた。ある日、彼女は多くの苦しむ女性たちのために力を尽くす小林修二(ケニー大倉)と出会う。やがて、由里子と小林との間に娘・佳織が生まれるが、小林にはもう一つの顔があり、巷に広がり始めた謎の緑色の物質を追う彼は自ら罠にはまってしまう……。選挙戦の翌年、田島とともに対馬の地に足を踏み入れた大学教授によって、事件の全容が解明される。緑色の物質を作った張本人、それはヒトの意識が集積した“目に見えない欲望”だった。欲望はAIの中に集積され、その導きに盲従する「自ら考えない」人類が、社会を密かに動かそうとしていた……。時が過ぎ、実年齢で80歳を超えた由里子は、転倒して頭を打ち、認知症が一気に進んでしまう。病院で治療を受ける由里子。医師は家族にAIを利用した新しい治療法を勧める。AIを用いた医療技術は、認知症の分野にも踏み込もうとしていた。家族となった田島(勝野洋)、そして佳織が出した結論とは……。
田島圭介
佐藤由里子
小林佳織
小向絵里
小林修二
田島圭介
土志田教授
平野
監督、脚本、編集
撮影
音楽
美術
スタイリスト
ヘアメイク
特殊メイク
録音
録音
CG
助監督
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
アソシエイトプロデューサー
ポスターデザイン
ウェブサイト
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撮影助手
MA
英語字幕
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