柚木麻子の同名のデビュー小説を「スノードロップ」「愛の病」の吉田浩太監督が映画化。私立の女子高に中等部から内部進学した希代子は、高校から入学した風変わりな朱里のことが気になり、やがて一緒にお昼を食べる仲になる。原作小説は第88回オール讀物新人賞を受賞した短編『フォーゲットミー、ノットブルー』を第一話においた全四編からなる連作集。本作はその第一話を軸に、狭い世界に固執する少女たちの痛くて切ない青春を描く。希代子を「おいしくて泣くとき」の當真あみが、朱里を「あこがれの色彩」の中島セナが演じる。
ストーリー
私立女子高校の入学式。中等部から内部進学した希代子(當真あみ)と奈津子(平澤宏々路)は、高校からの外部生として入学してきた朱里(中島セナ)から声をかけられた。有名カメラマンの父を持ち海外で暮らしてきた朱里のことが、希代子は気になって仕方がない。朱里は学校では浮いた存在である一方、羨望の眼差しで見られていた。希代子は朱里と一緒に過ごすような仲になり、親密な関係になったと思っていた矢先、朱里の日記帳を見つけて動揺する。
スタッフ
監督、脚本
吉田浩太
原作
柚木麻子
撮影
中島唱太
音楽
茂野雅道
美術
中村哲太郎
衣裳/スタイリスト
小宮山芽以
ヘアメイク
岩鎌智美
照明
土山正人
録音
岸川達也
助監督
川松尚良
プロデューサー
前信介
協力プロデューサー
小宮誠
スチール
