
村上春樹の短編集『神の子どもたちはみな踊る』(新潮文庫刊)に収録された四つの短編をベースに、オリジナルの設定を交えて映像化。2025年4月にNHKで放送されたドラマ『地震のあとで』に新たなシーンを加えて劇場公開版を製作。1995年の阪神・淡路大震災以降、それぞれ別の時代・場所で孤独を抱える4人の人生が交錯し、現代へとつながる喪失と回復の物語が描かれる。主演は岡田将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市。監督を務めるのは『あまちゃん』などの話題作を手がけてきた井上剛。脚本は「ドライブ・マイ・カー」で脚本を担当した大江崇允。