
2022年の参院選にれいわ新選組から比例代表候補として急遽出馬した水道橋博士の素人チームによる手探りでドタバタな選挙活動に密着。政治家として、誰かのために生きること。鬱病を経て、まず自分のために生きようとすること。民主主義のもとで生きる全ての “私たち”と繋がるポリティカルドキュメンタリー。
ストーリー
2022年6月。偶然と必然が重なり、参議院議員選挙にれいわ新選組から急遽立候補することになった水道橋博士。弟子や元マネージャー、仲間の芸人たちで構成された素人チームは、手探りながらも選挙活動を開始する。水道橋博士はモハメド・アリの名言「Me,We(私はあなたたちだ。あなたたちは私だ)」から民主主義の根幹としての政約を打ち出した。比例代表候補として全国を飛び回り、期間中に起きた“安倍元首相銃撃事件”に翻弄されながらも、奇跡の当選を勝ち取った水道橋博士。晴れやかな国会初登院の場で国会議員としての活躍を誓ったが、その3カ月後、彼は“鬱病”により休職、そして辞任を余儀なくされる……。