
少年矯正施設での勤務経験を持つビルグーン・チュルーンドルジが監督・脚本を務め、若者たちの政治不信を反映したモンゴル発のゾンビ映画。《社会のクズ》扱いを受けてきた若者たちが、摂氏マイナス40度の軍の矯正施設で《ゾンビ》と遭遇し、生き残りをかけた逃亡へ駆り立てられる姿を描く。出演はモンゴルで俳優として活躍するプレブジャルガル・エルデネビレグ。2024年3月22日より東京・K's Cinemaで開催の「第1回 日本モンゴル映画祭」にて上映後、2025年8月2日、全国公開。
ストーリー
モンゴルの首都・ウランバートルから遠く離れた雪原を走るバス。乗っているのは、社会の規律に反抗し、“クズ”の烙印を押された若者たちだった。軍人たちに拘束・連行された彼らは、謎に満ちた収容所に辿り着く。“社会復帰訓練”の名の下に“犬”と呼ばれ、理不尽な扱いを受ける入所者たち。しかし、収容所の闇に潜んでいたのは、誰も予想だにしなかった秘密と陰謀、そして生ける屍人“ゾンビ”だった……。モンゴルの極寒の雪原を舞台に、ゾンビたちが暴れ出す!
スタッフ
監督、脚本
ビルグーン・チュルーンドルジ
脚本
トゥブシン・クレル
製作
ザナバルダン・バトサイハン
製作
ツォグトバヤル・ナムスライ
製作総指揮
B・ムンカナサン
製作総指揮
G・ムンク=オド
撮影監督
スフバータル・チュルーンバータル
美術
ウーリントゥヤ・アルタンゲレル
編集
ビルグーン・バイルマナイ
衣裳デザイン
アイクミス・サマット
日本語字幕
松本清貴
字幕監修