
岸井ゆきの
佐藤サチ
「ミセス・ノイズィ」の天野千尋監督が岸井ゆきのと宮沢氷魚を主演に迎え、夫婦のすれ違いを描いた人間ドラマ。同じ苗字の佐藤サチと佐藤タモツは意気投合し同棲をはじめる。タモツが司法試験に落ち続ける一方で、応援していたサチのほうが合格。妊娠を機に二人は結婚するが、弁護士として働くサチと育児に追われるタモツは対立していく。芯が強く明るい佐藤サチを岸井ゆきのが、真面目でインドア派の佐藤タモツを宮沢氷魚が演じ、毎日を積み重ね徐々に変化していく凸凹な二人の15年間をリアルに描く。
佐藤サチ(22)は、ダンス好きの活発なアウトドア派。佐藤タモツ(23)は、正義感の強い真面目なインドア派。正反対の性格だが、なぜか気が合い、程なくして付き合い同棲を始める。そして5年後、弁護士を目指すタモツは司法試験を受けるが不合格が続いていた。諦めずまた挑戦したいというタモツを応援するサチ。 会社員として働いていたサチは、一人孤独に頑張るタモツを助けようと、一緒に勉強をはじめる。数年経ってもタモツは相変わらず不合格だったが、サチが司法試験に合格。申し訳ない気持ちのサチと、プライドがズタズタのタモツ。そんななか、サチが妊娠し、ふたりは結婚することになる。産後すぐに弁護士として働き出し忙しい毎日を過ごすサチに対し、タモツは塾講師のアルバイトをしながら家で息子の世話、その片手間に司法試験の勉強をしているので全く集中できずにいた。そんな生活のなか、忙しいサチが息子の支度を忘れたり、家でだらしなくする姿にタモツはイライラを募らせる。育児に対する考え方も全く違うふたりは対立し、次第に絶妙に保たれていたはずのバランスが崩れ始める。