
父の葬儀で再会したフィリピン人の姉と日本人の妹が復興が進む陸前高田で新たな絆を築いていく様を描くドラマ。監督はハイメ・パセナ2世。出演は中野有紗、ギャビー・パディラ、片岡礼子ほか。2025年3月14日より開催の「第20回大阪アジアン映画祭」にて上映。
ストーリー
東日本大震災から十数年後、岩手県陸前高田市。28歳のフィリピン在住の女性エラ(ギャビー・パディラ)は、日本人の橋本あつ子(片岡礼子)と再婚した父・エマンの訃報を聞き、来日する。腹違いの妹・橋本レイナ(中野有紗)と出会うが、父の遺言書を巡り、姉妹は激しく衝突する。エラは、遺産が必要な複雑な事情を抱えていた。そしてエラは、この街が経験した大きな震災と、住民にもたらしている傷の深さを理解するようになる。
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