
第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名小説を実写映画化。中学時代の初恋の相手同士が時を経て再会し、惹かれ合う姿を描くラブストーリー。監督を『花束みたいな恋をした』の土井裕泰、脚本は『ある男』の向井康介が務める。『北の桜守』の堺雅人、『ショウタイムセブン』の井川遥のほか、中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、大森南朋が出演する。
ストーリー
離婚して独り身となった青砥健将は、地元に戻り印刷会社に再就職して平穏な日々を送っていた。一方で、青砥が中学生の時に思いを寄せていた須藤葉子は、夫と死別し、パートで生計を立てていた。様々な経験を積んだ青砥と須藤は意気投合し、中学生以来の時間を埋めていく。50歳にして初めて、自然に惹かれ合うようになった2人は、やがて未来について話すようになる。