
デヴィッド・キャラダイン
大佐
デンマーク製のナチス・ドイツ末期の戦争映画。ドイツの小説をデンマークのプロデューサーがアメリカ人の監督で映画化した異色作。
1943年、第27機甲部隊の男たちはロシア軍の物資を運ぶ列車の破壊を命じられる。彼らは全員受刑者で、危険な前線へ出ることで赦免されていた。成功すれば長い休暇と安全な部隊へ移動できる。売春宿で遊んだ彼らは密かに敵陣に潜入、武器倉庫を襲って手に入れた制服でロシア兵に変装し、列車の爆破を成功させる。しかし、大佐(デイヴィッド・キャラダイン)も将軍(オリヴァー・リード)も彼らの生還を喜ばず、約束も反故にされる。彼らはロシア軍の空襲に逃げ惑う二人を射殺する。
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