映画ランキング - 全米映画
(2026/3/6~2026/3/8)
2026年3月9日
発表(毎週火曜更新)
2026年3月6日~2026年3月8日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『私がビーバーになる時』『Scream 7』『ザ・ブライド!』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)
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NEW週末興収$46,000,000
累積興収$46,000,000
「インサイド・ヘッド」のストーリーボードアーティスト、ダニエル・チョンが手掛けたアニメーション。動物が大好きな大学生メイベルは、最新技術で自分の意識をビーバー型のロボット動物に転送。動物たちの世界に飛···もっと見る
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NEWScream 7
公開未定-0週末興収$17,300,000
累積興収$93,374,000
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NEW
GOAT
公開未定-0週末興収$6,600,000
累積興収$83,803,000
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NEW
I Can Only Imagine 2
公開未定-0週末興収$1,525,000
累積興収$16,206,000
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NEW
EPiC: Elvis Presley In Concert
公開未定-0週末興収$1,523,800
累積興収$10,948,430
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NEW週末興収$1,300,000
累積興収$135,819,000
鬼となった妹を人間に戻すため、鬼狩りの組織「鬼殺隊」に入隊した少年の戦いを描く「鬼滅の刃」の劇場版第2弾。3部作の第1章であり、テレビアニメシリーズ、劇場版第1弾に引き続き外崎春雄が監督を、ufota···もっと見る
先週末(3月6日から3月8日まで)の北米興収ランキングは、ディズニー&ピクサーの最新作『私がビーバーになる時』(日本公開中)が初登場でNo. 1を獲得。初日から3日間の興収は4534万9801ドルと、ピクサーの非続編・非フランチャイズ作品としては久々の好スタート。一部報道では“ピクサーブランドの復活”とも謳われているが、本当なのか。近年のピクサー作品と比較しながら分析していきたい。
まず先述の『私がビーバーになる時』のオープニング興収は、歴代のピクサー作品で20位。今作が30本目となるピクサー作品だが、2020年代前半に劇場公開が見送られた作品が3本あり、『バグズ・ライフ』(98)と『トイ・ストーリー2』(99)は1館での限定公開でスタートしているため、実質25本中の20位ということになる。
しかも下にいる5作品には、ピクサーブランド確立前の『トイ・ストーリー』(95)と、公開時点でコロナ禍に突入し、その後パンデミックによる劇場閉鎖という悲運に見舞われた『2分の1の魔法』(20)が含まれている。残るは『アーロと少年』(15)と『マイ・エレメント』(23)と昨年の『星つなぎのエリオ』(25)の3本。正直なところ、この3本を超えただけでは、まだ堂々と“復活”とは言い難いところだ。
続編ではないが人気シリーズのスピンオフ的な位置付けだった『バズ・ライトイヤー』(22)は5000万ドルを超えるオープニングを飾ったものの、作品評価の伸び悩みが仇となって最終興収は1億ドルをやや上回ったところでフィニッシュ。一方で、『マイ・エレメント』は公開後にじわじわと評価と興収を伸ばし、オープニング興収の5倍以上の最終興収を記録している。とはいえ基本的にはオープニング興収の3〜4倍の興収で着地することが一般的であり、作品評価が高ければ4倍を超えてくることもある。
批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば、『私がビーバーになる時』の批評家からの好意的評価の割合は93%で、観客からのそれは94%。特に後者は興行に直結しやすいと言われており、『マイ・エレメント』は93%で、オープニング興収の4倍の最終興収をあげた『リメンバー・ミー』は94%であった。つまりは『私がビーバーになる時』が“復活”を告げる作品になるかどうかは今後の推移次第。オープニング興収から考えるに、『マイ・エレメント』の最終興収1億5400万ドルあたりが成否の分岐点と見える。
さて、前週初登場No. 1を飾った「スクリーム」のリブート続編シリーズ最新作『Scream 7』は、オープニング対比26.7%という大きな下落に見舞われたものの、なんとか2位に食い下がることに成功。累計興収は週末時点で9300万ドルに達しており、平日の積み重ねで9800万ドルと、1億ドル突破は目前。現時点でのシリーズ最高興収ホルダーである前作『スクリーム6』(23)を次週末には超えられるのか。大いに注目が集まるところ。
また、ジェシー・バックリーとクリスチャン・ベール共演の『ザ・ブライド!』(4月3日日本公開)は、3304館でスタートしたものの初日から3日間の興収は705万ドル。作品評価も伸び悩んでおり、8000〜9000万ドルといわれる製作費の回収は困難か。『ハムネット』(4月10日日本公開)で第98回アカデミー賞主演女優賞の最有力と目されているバックリー。そのオスカー効果が『ザ・ブライド!』にも波及することを祈るしかないだろう。
文/久保田 和馬
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