最新映画ランキング - 国内映画
(2026/9/11~2026/9/13)

2026年9月14日 発表(毎週火曜更新)
2026年9月11日~2026年9月13日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』『オデュッセイア』『白鳥とコウモリ』などがランクイン!(興行通信社調べ)

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』がついに日本公開!『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』と熾烈な首位争いに?
クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』がついに日本公開!『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』と熾烈な首位争いに?
クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』がついに日本公開!『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』と熾烈な首位争いに?

9月11日から9月13日までの全国映画動員ランキングが発表。前週、2度目の首位返り咲きを果たした『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(公開中)が並み居る新作タイトルを抑え、公開8週目にして6度目のNo.1を獲得。その成績の詳細は後述するとして、今回は2位に初登場を果たしたクリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』(公開中)からチェックしていくことにしよう。
全国361館、IMAXやDolby Cinema、35mmなど全6種9バージョンで公開を迎えた、クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』。その初日から3日間の成績は観客動員が24万775人、興行収入は4億5171万780円。9月4日から9月10日まで行われていた先行上映分を含めると、動員32万9268人、興収6億5038万1140円という、事前の映画ファンからの期待に違わない好スタートを飾っている。 動員一人当たりの単価は初日から3日間の成績では1876円、先行上映分を含めた成績では1975円と、通常(参考までに、直近の実写洋画のヒットタイトルである『Michael/マイケル』の初動成績では単価1600円強、『プラダを着た悪魔2』では同1500円弱であった)よりも高め。このことからもラージフォーマットでの上映が活況であることは一目瞭然で、公式発表によれば初動のIMAX比率は動員34.5%、興収43.2%。実に3分の1以上の観客がIMAX上映を選択しているということだ。 7月に公開を迎えた北米では、すでに累計興収6億ドルを突破しており、全世界興収も17億ドル突破目前。いずれも歴代のノーラン監督作品の新記録を樹立する大旋風を巻き起こしている。『TENET テネット』(20)でコロナ禍の映画館を救うきっかけを作り、『オッペンハイマー』(23)で自身初のアカデミー賞作品賞、監督賞を受賞。そして今作『オデュッセイア』でキャリアハイの興行成績をあげたとなれば、まさにノーラン作品というブランド力が最高潮まで達していることのあらわれといえよう。 では、しばらくのあいだ“洋画不況”が取り沙汰されてきた日本ではどうなのか。『オデュッセイア』の初日から3日間の成績を『オッペンハイマー』と比較すると、(上映規模に多少の違いはあるが)104%と微増。また、その前の『TENET テネット』の初動は土日2日間での集計だったため正確な比較は難しいが、公開直後の祝日を含む初日から5日間の累計成績は46万8000人&7億5000万円だったので、『オデュッセイア』の先行上映を含む10日間の成績で7割程度の動員といったところだろうか。 ちなみに『ダンケルク』(17)は土日2日間で動員22万人&興収3億2400万円の成績だった。なお『ダンケルク』の最終興収は16億4000万円で、『TENET テネット』は同27億3000万円、『オッペンハイマー』が同18億7000万円。今年に入ってから洋画復調の兆しが見えていることもあり、『オデュッセイア』がどこまで数字を伸ばせるのか、期待したいところだ。 1位を守り抜いた『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の週末3日間の成績は、動員27万1000人、興収4億2700万円。動員では『オデュッセイア』を上回っているが、興収ではリードを許す結果となった。累計成績では動員1009万人と大台を突破、興収も146億7000万円に達し、一気に日本歴代興収ランキングの21位まで浮上している。 とはいえこの週末成績を、入場者特典第4弾の配布があった前週と比較してみると、わずか29%の動員(興収は30%)まで大幅に下落。しかし次週末の9月19日(土)からは入場者特典第5弾となる全52ページの豪華冊子「ひみつ本」の配布がスタート。シルバーウィークと相まって、大幅に成績を伸ばしてくることは確実だろう。 前週2位に初登場を果たした松村北斗&今田美桜のダブル主演作『白鳥とコウモリ』(公開中)は、週末3日間で動員16万9000人、興収2億4400万円を記録し3位に。公開10日間での累計成績は動員68万人&興収9億円を突破。また、4位にランクインした『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』(公開中)は、公開17日間で累計動員109万3178人、興収18億3811万3160円となっている。 新作は『オデュッセイア』のほかに3タイトルが初登場。アニメーション映画も大ヒットを記録した藤本タツキの同名漫画を、是枝裕和監督が実写映画化した『ルックバック』(公開中)は5位にランクイン。京都アニメーションの人気アニメシリーズ完結編2部作の後編となる『最終楽章 響け!ユーフォニアム 後編』(公開中)は7位に。 「第2回日本ホラー映画大賞」の大賞受賞作を長編映画化した『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(24)の近藤亮太監督が、WEST.の重岡大毅を主演に迎えたクライムサスペンス『5秒で完全犯罪を生成する方法』(公開中)は10位からのスタートとなった。 そして、公開7週目でトップ10圏外となってしまった『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』(公開中)だが、9月13日までの公開45日間で動員218万人&興収27億円を突破。一昨年の『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』(24)の興収26億9000万円を抜き、シリーズ最高興収を更新したようだ。 以下は、1~10位までのランキング(9月11日〜9月13日)。 1位『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』 2位『オデュッセイア』 3位『白鳥とコウモリ』 4位『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』 5位『ルックバック』 6位『バックルームズ』 7位『最終楽章 響け!ユーフォニアム 後編』 8位『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』 9位『トイ・ストーリー5』 10位『5秒で完全犯罪を生成する方法』 次週末は、14年ぶりに織田裕二演じる青島俊作が本格的なカムバックを果たす「踊る」シリーズ最新作『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(9月18日公開)、横溝正史が生みだしたミステリーの金字塔を清水崇監督が映画化した『八つ墓村』(9月18日公開)、「名探偵プリキュア!」の劇場版『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』(9月18日公開)などが控えている。 文/久保田 和馬


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