最新映画ランキング - 国内映画
(2026/10/30~2026/11/1)
2026年11月2日
発表(毎週火曜更新)
2026年10月30日~2026年11月1日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』『汝、星のごとく』『バイオハザード』などがランクイン!(興行通信社調べ)
-
1亡くなる10日前まで執筆を続けた女性、遠藤和によるベストセラー手記「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」を川口春奈主演で映画化
-
10少女期の恋と出会いの奇跡をテーマに描いたアニメーション。監督はこの作品がデビュー作となる近藤喜文。脚色・絵コンテ・製作プロデューサーには「紅の豚」の宮崎駿が名を連ねている。
-
6つくしあきひとによる同名コミックを原作とするテレビアニメ「メイドインアビス」シリーズの続編となる劇場シリーズ第一部
-
NEW福井晴敏が1980年公開の『ヤマトよ永遠に』に新たな解釈を加えて再構成した7部作の最終章
10月30日から11月1日までの全国映画動員ランキングが発表。公開5週目を迎えた『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(公開中)が今週も引き続き首位の座を守り抜き、これで返り咲きから3週連続、通算4度目のNo. 1に輝いた。
『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』の週末3日間の成績は、観客動員20万5000人、興行収入2億6700万円。前週の成績と比較してみると動員は73%(興収は、11月1日が割引料金のファーストデイだった関係で68%と下がっている)と変わらず高い維持率をマーク。累計成績では動員241万人&興収34億円を突破している。
前週の時点で『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)の最終興収28億2000万円を上回っていたが、今週の時点では最終興収30億円だった『余命10年』(22)、さらには同31億5000万円だった『余命1ヶ月の花嫁』(09)をも上回ることに成功。“実話を基にした邦画ラブストーリー”というジャンルにおいて(事実に基づくフィクションと銘打たれている2007年公開の『恋空』を除けば)、2000年以降で最大のヒット作となったようだ。
現状では興収50億円に届いてもおかしくないペースで推移している『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』。そのムーブメントのかたわらで、ひそかにもうひとつのムーブメントを起こそうとしているのが、『余命10年』の藤井道人監督が手掛けた『汝、星のごとく』(公開中)。10月2週目の公開初週末に4位からスタートした同作は、翌週から2週連続で3位となり、公開4週目を迎えた今週は2位に浮上している。
初週末には動員23万4000人&興収3億5100万円(ダブル主演の一角である横浜流星が出演した『国宝』の初動成績とほぼ同じぐらい)でスタートし、2週目では前週対比74%、3週目では同82%、そして4週目では前週対比75%の動員10万7000人、興収1億5100万円を記録。こちらも公開から1か月近くのあいだ安定した成績をキープしており、累計成績では動員115万人&興収16億円を突破。
根強い人気を誇る藤井監督と横浜のタッグ作ということもあり、公開後からSNSなどではじわじわと口コミの拡大が見受けられ、凪良ゆうの原作小説との相互作用(映画を観て原作を読み、もう一度映画を観る)などで支持を伸ばしている傾向も。トップ3圏外からのスタートで順位を上げていく点は昨年公開の『366日』(24)を彷彿とさせるものがある。次週にはビッグタイトルの公開が控えているため、同作のような首位浮上は難しいだろうが、その動向は見逃せない。
1位の『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』、2位の『汝、星のごとく』に続く3位にランクインしたのは『バイオハザード』(公開中)。こちらも公開後からゲームファンやホラー映画ファンのあいだで口コミが徐々に広がっており、前週の5位から2ランクも順位を上げてきている。
公開4週目の週末3日間で動員8万1000人、興収1億2700万円で、累計成績は動員118万人&興収20億円を突破。ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務め大ヒットを記録した過去の映画シリーズ第1作『バイオハザード』(01)の国内最終興収が23億円だったので、それに追いつく可能性は極めて高い。
また、新作は3作品がランクイン。1983年に金子正次が主演と脚本を務めた“伝説のヤクザ映画”『竜二』を、新たに柳楽優弥主演でリメイクした『RYUJI 竜二』(公開中)は4位に初登場。共演には川栄李奈、萩原利久、JUNON(BE:FIRST)、三宅健、伊藤英明らが名を連ねている。
DCコミックの「バットマン」に登場する悪役の誕生を描いた、ジェームズ・ワトキンス監督の『クレイフェイス』(公開中)は9位に初登場。今年8月にこの世を去った巨匠、舛田利雄監督が手掛けた『ヤマトよ永遠に』(80)に新解釈を加えて再構成したリメイクシリーズの最終章『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第七章 虹色の輪廻』(公開中)は10位にランクインを果たした。
公開15週目を迎えた『映画ちいかわ 人魚の島の秘密』は前週の2位から5位にダウンしたものの、累計成績では動員1277万人&興収186億6000万円を突破。また、10月30日からIMAX(11月2日終了)に加えて通常版での上映もスタートした『耳をすませば 4Kデジタルリマスター』(公開中)は、前週の10位から一気に6位まで浮上している。
以下は、1~10位までのランキング(10月30日〜11月1日)。
1位『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』
2位『汝、星のごとく』
3位『バイオハザード』
4位『RYUJI 竜二』
5位『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
6位『耳をすませば 4Kデジタルリマスター』
7位『うるわしの宵の月』
8位『劇場シリーズ【第一部】メイドインアビス 目覚める神秘』
9位『クレイフェイス』
10位『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第七章 虹色の輪廻』
次週は、アカデミー賞視覚効果賞に輝いた『ゴジラ-1.0』(23)に続く山崎貴監督による「ゴジラ」シリーズ最新作『ゴジラ-0.0』(11月3日公開)がいよいよ登場。ほかに、アン・ハサウェイが主演を務めるミステリー『ヴェリティ/真実』(11月6日公開)、第39回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品された松岡茉優と成田凌共演の『男ともだち』(11月6日公開)なども控えている。
文/久保田 和馬
このランキングのニュースを読む
