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(2026/9/18~2026/9/20)
2026年9月21日
発表(毎週火曜更新)
2026年9月18日~2026年9月20日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』などがランクイン!(興行通信社調べ)
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NEW1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズ最新作。青島俊作の新たな物語が始まる。出演は織···もっと見る
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4テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版第4作。映画シリーズは2013年公開の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』以来13年ぶりとなる。
シルバーウィークの前半、9月18日から9月20日までの全国映画動員ランキングが発表。公開9週目を迎えた『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(公開中)が、『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(公開中)を完封。2度目の首位返り咲きから3週連続で、通算7度目のNo. 1に輝いた。
今回は、よもやの2位スタートとなった『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の成績を詳しくチェックしていこう。全国385館で封切られ、初日から3日間の成績は観客動員が60万5000人、興行収入が8億9400万円。その数字だけを見ればまぎれもなく大ヒットスタートであるが、これは30年にわたって熱狂的に支持される国民的ヒットシリーズの14年ぶりの本格復活作。事前の期待値の高さを踏まえれば、必ずしも満足できるものとはいえないだろう。
昨年『国宝』(25)に破られるまで、22年間も国内における実写邦画歴代No. 1に君臨しつづけてきた『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03)を含め、これまで公開されたメインシリーズ&スピンオフ計8作品の累計で動員3863万人、興収524億1000万円という輝かしい記録を持つ「踊る大捜査線」シリーズ。その8作品すべてが動員ランキングで初登場1位を飾っているだけに、2位スタートの時点で青天の霹靂であろう。
メインシリーズの前作『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12)は、初日から3日間で動員80万人&興収10億円のスタートを切り、最終興収は59億7000万円。今回の『N.E.W.』の同期間の動員成績は先述の通りなので、ざっと75%のスタートとなった。
もっともこれは、10年以上の大きなブランクがある以上、仕方がないところかもしれない。シリーズ全体の復活を告げたスピンオフ『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』(24)の2部作は、どちらも初動で動員25万人超&3億6000万円超という好成績を収めたが、2本の最終興収を合算しても、同じ室井慎次(柳葉敏郎)のスピンオフである『容疑者 室井慎次』(05)の最終興収38億3000万円には届いていなかった。
“2位スタート”のもうひとつの要因として考えられるのは公開タイミング。シルバーウィークの大型連休で動員が週末3日間以外にある程度分散してしまったことに加え、ライバルである『映画ちいかわ』が入場者特典の配布を週末に当ててきたこと。現に、シルバーウィーク最終日の9月23日までの6日間の累計成績を見れば、動員118万人&興収16億9000万円と、初日から3日間のほぼ倍の成績を収めており、そこでは『映画ちいかわ』を上回ることに成功しているのである。
SNSでは公開初日から様々な意見が飛び交っているが、これは「踊る」シリーズではいつものこと。それだけ多くの人が注目や期待を寄せている作品であることの証左でもあろう。そういえば、近年の邦画の大作としては珍しくIMAXなどのラージフォーマット上映がされていないのだが、なんらかの意図があってのことだろうか。
さて、『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の追撃を振り切った『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、週末3日間で動員64万3000人、興収9億9900万円と、公開9週目としては『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(20)にも匹敵する数字を記録。もちろんその背景には入場者特典第5弾の配布があるようで、前週比は動員、興収共に230%以上という大きな跳ね方を見せている。
20日までの累計成績は、動員1085万7000人&興収158億4000万円。23日まででは同1133万人&165億2000万円。ということは、シルバーウィーク後半3日間で動員47万3000人&興収6億8000万円と、やはり前半の週末に傾いていることがわかる。いずれにせよ前週末からの10日間で累計興収を大きく伸ばしており、『崖の上のポニョ』(08)や『ズートピア2』(25)、『アバター』(09)を抜いて日本歴代興収ランキングの15位まで浮上。まだまだ上を目指せそうだ。
初登場作は『踊る大捜査線 N.E.W.』以外に3作品。3位にランクインした『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』(公開中)は、初日から3日間で動員35万7612人、興収4億4558万4150円を記録。これはシリーズ20周年記念作『映画プリキュアオールスターズF』(23)の初動動員35万7308人をわずかに上回る、シリーズ最高のスタート。シルバーウィーク6日間の累計では動員60万6000人&興収7億4600万円を記録しており、最終興収でも新記録を狙えることだろう。
「呪怨」シリーズなどで知られる清水崇監督が、横溝正史によるミステリの金字塔を映画化した『八つ墓村』(公開中)は5位スタート。それに次ぐ6位には、今年1月にNetflixで配信された後、期間限定の劇場公開の予定が異例のロングランヒットへと波及した『超かぐや姫!』(公開中)の復活上映がランクイン。MX4Dや4DX、ScreenX、ULTRA 4DXの特別フォーマットでの上映となり、6日間で動員154万1518人、興収3億6508万2600円を記録。累計興収は30億円を突破した模様。
前週2位に初登場を果たしたクリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』(公開中)は4位となり、IMAX先行上映分を含めた累計で動員82万4936人&興収15億6176万9520円を記録。ノーラン作品としては『インセプション』(10)と『TENET テネット』(20)に続く3本目の興収20億円超えが射程圏内に。
また、公開4週目を迎えた『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』(公開中)は、9月23日までの公開27日間の累計で動員126万2137人、興収21億260万5880円となり、前作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』(13)の最終興収20億8000万円を早くも上回っている。10月3日(土)からは4DXとMX4Dの上映も予定されており、さらに記録を更新していくことだろう。
以下は、1~10位までのランキング(9月18日〜9月20日)。
1位『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
2位『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』
3位『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』
4位『オデュッセイア』
5位『八つ墓村』
6位『超かぐや姫!』
7位『白鳥とコウモリ』
8位『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』
9位『バックルームズ』
10位『ルックバック』
次週は、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日公開)に向けて期間限定で上映がスタートした『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』(公開中)、ブラッド・ピットが主演を務める『ハート・オブ・ビースト』(公開中)、土屋太鳳と佐久間大介が共演した『マッチング』(24)の続編『マッチング TRUE LOVE』(公開中)などのランクインが予想される。
文/久保田 和馬
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