最新映画ランキング - 国内映画
(2026/3/13~2026/3/15)
2026年3月16日
発表(毎週火曜更新)
2026年3月13日~2026年3月15日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』『私がビーバーになる時』『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』などがランクイン!(興行通信社調べ)
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3月13日から3月15日までの全国映画動員ランキングが発表。ここまで2週連続でNo. 1に立っている『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』(公開中)が、今週も首位を守り抜きV3を達成。その成績の詳細は後述するが、次週末の3連休と、その先に控える春休み本番で、さらにペースアップすることは間違いないだろう。
“春休みの主役”である『映画ドラえもん』に挑むべく、この週末も新たな注目タイトルが続々と公開。新作のなかで最上位の2位にランクインしたのは、ディズニー&ピクサーの最新作『私がビーバーになる時』(公開中)。初日から3日間の成績は、観客動員26万5000人、興行収入3億6500万円と、1位の『映画ドラえもん』に迫る(興収では上回る)好スタートを飾っている。
この数字は、昨年夏に公開されたディズニー&ピクサーの『星つなぎのエリオ』(25)対比181%の動員&190%の興収であり、3年前の夏休みに公開され興収27億円を記録した『マイ・エレメント』(23)の初日から3日間の成績をわずかではあるが上回っている。春休みの活躍次第では興収20億円超えも十分にあり得るはずだ。
ピクサー作品もディズニー・アニメーション作品も、メインターゲットであるファミリー層に合わせた公開時期が選ばれる傾向にある。北米ではサマーシーズンの序盤(6月ごろ)や感謝祭(11月下旬)に合わせることが多いのに対し、日本では春休みか夏休み、あるいは年末。そのため北米公開から日本公開までは、どんなに早くても1か月以上開いてしまうことが多かったのだが、コロナ禍以降の近年ではそれが是正されつつある。
その結果ディズニー・アニメーション作品では、感謝祭に合わせた北米公開日から3週間で日本公開を迎えた『ウィッシュ』(23)、同2週間の『モアナと伝説の海2』(24)、『ズートピア2』(25)と、3作品連続で大ヒットを記録。今回の『私がビーバーになる時』はピクサー作品だが、北米では1週前の3月6日に公開されたばかり。海外からの情報がスムーズに入ってくるようになった昨今だからこそ、このフレッシュさは興行の重要な後押しとなってくれることだろう。
その“海外からの情報”は概ね高評価が目立っており、批評集積サイト「ロッテン・トマト」で見られる現地の観客からの好意的評価の割合は『インサイド・ヘッド2』(24)や『リメンバー・ミー』(17)といった近年のピクサーの成功作と並ぶ93%の高さ。日本でもファミリー層の心を掴み、『映画ドラえもん』と共に今年の春休みを牽引することができるのか、注目だ。
さて、3週連続No.1を獲得した『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』は、週末3日間で動員27万4600人、興収3億5700万円と、前週比69%の成績をキープ。公開17日間の累計成績では、動員が147万人&興収18億9000万円となっており、同時期の累計成績としては一昨年の『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(24)をやや上回っている。
3位に初登場を果たしたのは、野田サトルの人気コミックを山崎賢人主演で実写映画化した「ゴールデンカムイ」の映画第2弾となる『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(公開中)。初日から3日間で動員24万6900人、興収3億6800万円と、興収では『映画ドラえもん』と『私がビーバーになる時』の上位2本を逆転しており、まさに三つ巴の激戦状態。
映画第1弾となった『ゴールデンカムイ』(24)の初動成績(動員35万6000人、興収5億3,400万円)と比較すると、今作は7割ほどのスタート。過去にも映画→連続ドラマ→映画と展開してきたシリーズ作品は存在するが、「ゴールデンカムイ」の場合は連続ドラマ版がWOWOWでの有料放送(その総集編が地上波で放送されているが)という珍しいパターン。その影響も少なからず感じるのだが、今後どのように展開していくのか注目しておきたい。
前週初登場で2位にランクインした『ウィキッド 永遠の約束』(公開中)は、2ランクダウンの4位となったものの、累計動員65万人&興収10億円を突破。5位には全国100館以上での拡大公開がスタートした『超かぐや姫!』(公開中)が、前週の10位から急浮上を果たしている。
また、8位にはタカラトミーアーツとシンソフィア共同開発のアーケードゲームを原作にしたテレビアニメ「ひみつのアイプリ」の劇場版『映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ!』(公開中)が初登場。
3月13日に発表された第49回日本アカデミー賞で作品賞をはじめ10部門で最優秀賞を受賞した『国宝』(公開中)はトップ10返り咲きは果たせなかったものの、累計興収は前週から8000万円上乗せして204億2000万円に到達。前週末の時点で並んでいた『ONE PIECE FILM RED』(22)を抜き去り、日本歴代興収ランキングの単独8位となっている。
以下は、1~10位までのランキング(3月13日〜3月15日)
1位『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』
2位『私がビーバーになる時』
3位『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』
4位『ウィキッド 永遠の約束』
5位『超かぐや姫!』
6位『ほどなく、お別れです』
7位『映画「教場 Requiem」』
8位『映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ!』
9位『スペシャルズ』
10位『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』
次週末は、ライアン・ゴズリングが主演を務めるSF映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(3月20日公開)、なにわ男子の道枝駿佑が主演を務め、生見愛瑠がヒロインを演じる『君が最後に遺した歌』(3月20日公開)、神戸出身の作家の自伝的小説をアニメ化し、第98回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた『アメリと雨の物語』(3月20日公開)などが控えている。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
文/久保田 和馬
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