最新映画ランキング - 国内映画
(2026/4/3~2026/4/5)
2026年4月6日
発表(毎週火曜更新)
2026年4月3日~2026年4月5日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』『私がビーバーになる時』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』などがランクイン!(興行通信社調べ)
-
1藤子・F・不二雄原作のアニメ「映画ドラえもん」シリーズ第45作。1983年に公開された「映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城」が40年以上の時を経て新たに生まれ変わる。海底キャンプを楽しむドラえもんたち···もっと見る
-
2「インサイド・ヘッド」のストーリーボードアーティスト、ダニエル・チョンが手掛けたアニメーション。動物が大好きな大学生メイベルは、最新技術で自分の意識をビーバー型のロボット動物に転送。動物たちの世界に飛···もっと見る
-
4「オデッセイ」の原作者として知られるアンディ・ウィアーによる同名SF小説を、「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリング主演、「LEGO(R)ムービー」のフィル・ロード&クリストファー・ミラー監督で映画化···もっと見る
-
7ブロードウェイミュージカルを映画化し、アカデミー賞10部門にノミネートされ大ヒットを記録した「ウィキッド ふたりの魔女」に続く最終章。オズの国の真実を知り、決別したエルファバとグリンダ。“カンザスから···もっと見る
-
5お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が著した絵本『えんとつ町のプペル』をアニメ化し、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した「映画 えんとつ町のプペル」の続編映画。本作は2019年発売の絵本···もっと見る
-
6野田サトル原作の人気漫画「ゴールデンカムイ」の実写映画第2弾
-
8『週刊少年ジャンプ』で2012年から2016年まで連載され、TVアニメ化、実写化などメディア展開されてきた松井優征原作の人気漫画『暗殺教室』の劇場版アニメ。これまで映像化されなかったエピソードを中心に···もっと見る
-
9小学館文庫小説賞大賞を受賞した長月天音のデビュー作を浜辺美波&目黒連のW主演で映画化。就職活動で連戦連敗の清水美空は、ひょんなことから葬祭プランナーの漆原礼二と出会い、導かれるように葬儀会社“坂東会館···もっと見る
4月3日から4月5日までの全国映画動員ランキングが発表。大方の予想通り、『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』(公開中)が今週もトップの座を守り抜き、公開から6週連続No. 1を達成。無事に全勝で春休みシーズンを駆け抜け、今年も『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』(4月10日公開)へ首位のバトンをつなぐこととなる。
まず取り上げたいのは、今週のトップ10の顔ぶれが前週からまったく変わっていないという点である。順位こそ変動が見られるが、新作がいない動員ランキングというのは2023年の12月最終週以来の珍事。その前に同じことが起きたのが2022年末から2023年の年始にかけての週末だったように、基本的には新作映画の公開がパタリと少なくなる年末年始の時期に起こりうる現象だ。
年末年始を除き“新作なし”だった週末動員ランキングの直近は、2021年9月2週目。しかしこの時は9位と10位がトップ10圏外から浮上してきた作品だったため、前の週のランキングからは顔ぶれに変化があった。浮上してきた作品もなければ新作もなく、前週の10作品がただ順位を入れ替えただけの週末は、2015年9月最終週以来。つまり約10年半ぶりの事態ということになる。
この週末に公開された新作でもっとも上映館数が多かった作品は『ザ・ブライド!』(公開中)で全国180館ほど。『俺たちのアナコンダ』(公開中)も全国90館ほどの規模であり、“洋画不況”の現状をまざまざと見せつけられた印象は否めない。ただその一方で、洋画実写作品である『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(公開中)と『ウィキッド 永遠の約束』(公開中)が前週から順位を上げているように、上位にいる10作品のポテンシャルが総じて高かったという前向きな見方もできるかもしれない。
なかでも目を見張る躍進を遂げたのは、前週の10位から5位へジャンプアップを果たした『超かぐや姫!』(公開中)だろう。1月22日にNetflixで配信が始まり、2月20日から全国19館で1週間限定の劇場上映をスタートしたところ観客が殺到。急遽上映期間の延長と上映規模の拡大が決まり、3月13日からは全国100館超の上映規模に。そして、4月3日からは再拡大で全国154館まで増やし、7週連続でトップ10入りを果たすことに成功している。
この週末3日間の成績は、観客動員が6万9889人で興行収入が1億4035万2900円。初週末と比較すると8倍の上映規模で半分の動員&興収という点は一見地味に見えるかもしれないが、上映期間中もずっとNetflixで配信していることを考えれば驚異的だろう。近年のアニメ映画によく見られるコンスタントな入場者特典の配布や、週替わりのウェルカムアナウンス、本編後に特典映像の上映があるなど“劇場に足を運ぶ動機づけ”が、きちんと効果を発揮していることもうかがえる。
すでに累計の興行収入は16億8000万円を突破。ここ数年、日本のアニメ映画では強固な原作を持つ作品のメガヒットが相次いでいる一方で、“オリジナルアニメ映画”は軒並み苦戦続きだった。そのなかで爆発的なムーブメントを起こしている『超かぐや姫!』。アニメ界の勢力図を変えるだけでなく、配信と劇場の共存という課題に最良のアンサーを導きだしてくれることにも期待したい。
6週連続No. 1を達成した『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』の週末3日間の成績は、動員が21万3000人で興収が2億7600万円。前週と比較すると動員は96%で興収は97%と、ほぼ変わらない成績を保っている。公開38日間の累計成績は動員293万人&興収37億円を突破。今年も春休み映画の代名詞として貫禄を見せつけることができたようだ。
春休み中はずっと『映画ドラえもん』の背中を見るかたちで4週連続2位となったディズニー&ピクサーの『私がビーバーになる時』(公開中)も、週末3日間で動員17万1000人&興収2億2600万円と、前週比94%の高維持率をマーク。こちらは累計成績で動員149万人&興収19億円を突破。近日中にも“興収20億円”に達することはほぼ確実となった。
先述の通り、公開3週目を迎えた『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は前週から1ランク順位を上げて3位にランクイン。週末3日間の成績は動員9万4000人、興収1億7400万円と、前週比77%の成績をキープ。累計成績は動員66万人&興収11億円を突破。また、前週の7位から6位に浮上した『ウィキッド 永遠の約束』は、累計で動員118万人&興収20億円も間近に迫っている。
前週3位に初登場を果たした永瀬廉&吉川愛ダブル主演の『鬼の花嫁』(公開中)は4位となり、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』(公開中)と『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(公開中)は前週からそれぞれ2ランクダウン。『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』(公開中)と公開9週目の『ほどなく、お別れです』(公開中)はそれぞれ1ランクダウンとなっている。
なお、先日累計興収400億円の大台に突入した『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(公開中)は、惜しくもトップ10圏外の11位となっている。それでも前週末の時点から興収1億円超を上乗せして累計興収401億3000万円に到達。前作『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(20)は初公開時の興収が404億3000万円(その後、再上映を経て407億5000万円になっている)だったので、今後の展開によっては『無限列車編』を超えてくることだろう。
以下は、1~10位までのランキング(4月3日〜4月5日)
1位『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』
2位『私がビーバーになる時』
3位『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
4位『鬼の花嫁』
5位『超かぐや姫!』
6位『ウィキッド 永遠の約束』
7位『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』
8位『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』
9位『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』
10位『ほどなく、お別れです』
次週末は、シリーズ最多となる全国526館(IMAX62館、MX4D11館、4DX61館、ドルビーシネマ10館を含む)で『劇場版「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」』(4月10日公開)がついに公開。昨年の『劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」』(25)は初日から3日間で動員231万人&興収34億という驚異的な成績を叩き出したが、今年はどんな記録が生まれるのだろうか。
文/久保田 和馬
このランキングのニュースを読む
