ソウルの女王アレサ・フランクリンがファストフードの店員に怒鳴られる
R&B界の大御所シンガーで「ソウルの女王」の異名を持つアレサ・フランクリンが、カナダのファストフード店でテイクアウト用に買ったハンバーガーを店内で食べていたとして店員に怒鳴りつけられたという。
USA Todayのサイトによれば、アレサは7月22日にカナダのオンタリオ州でのコンサートを終え、ファストフード・チェーンのジョニー・ロケッツにハンバーガーを買いに行ったそう。しかし、アレサが店舗内のテーブルに腰を下ろすと、彼女から注文を受けた店員がそれを見つけ、アレサに向かって「テイクアウト用を注文した人は椅子に座ってはいけません」と怒鳴りつけたという。ソウル界の重鎮アレサはこの仕打ちに我慢できなかったようで、「とても失礼で、プロ意識がなく、意地が悪かった」とコメントしたとUSA Todayは伝えている。
店員は、「テイクアウト用に買ったものを店内で食べることは許されていない」と叫び続けたので、アレサの甥が「彼女を誰だか知っているのか」と言うと、「彼女が誰だろうと気にしない」と答えたそうだ。これを受け、ジョニー・ロケッツのスポークスパーソンは「フランチャイズ店のオーナーが、新米の若い従業員の行動についてお詫びしています」という声明を発表している。
「テイクアウトの方が安い場合は、それを注文すれば店内に座って食べることはできない。それはソウルの女王だろうが誰だろうが同じこと」「私も注文してから気が変わって店内で食べたことが何回かある。でも、なにも言われなかった」「なんにしろ、客を怒鳴るのはNG」などの読者コメントが英紙デイリー・メイル電子版には寄せられている。「【UK在住/ブレイディみかこ】
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