東京国際映画祭でアン ミカが『ヴェリティ/真実』の魅力を熱く語る!「女の秘密は200じゃすまない」

東京国際映画祭でアン ミカが『ヴェリティ/真実』の魅力を熱く語る!「女の秘密は200じゃすまない」

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現在開催中の第39回東京国際映画祭で10月29日、「ガラ・セレクション」部門に出品されている『ヴェリティ/真実』(11月6日公開)が公式上映。その上映前に行われたトークショーに、アン ミカがゲストとして登壇した。

コリーン・フーヴァーの同名小説を映画化した本作。売れない作家ローウェン・アシュリー(ダコタ・ジョンソン)は、交通事故によって身体の自由を失った人気作家ヴェリティ・クロフォード(アン・ハサウェイ)のゴーストライターとして、彼女の邸宅を訪れる。そこでヴェリティの夫ジェレミー(ジョシュ・ハートネット)と親密な関係になっていくローウェンだったが、ある時、ヴェリティが書いたと思われる不気味な原稿を発見してしまう。

【写真を見る】“日本のアン”として登壇したアン ミカ、劇中のアン・ハサウェイを彷彿する赤いドレスで登場!
【写真を見る】“日本のアン”として登壇したアン ミカ、劇中のアン・ハサウェイを彷彿する赤いドレスで登場!

産休のため来日が叶わなかったハサウェイの代わりに、“日本のアン”として登壇したアン ミカ。真っ赤なオフショルダーのロングドレスを纏い「芸名がアンでよかったとこんなに思ったことはありません」と挨拶すると、「映画を心から愛する方々が、こうやって貴重な時間を使って足を運んでいらっしゃると思う」と、初参加となった東京国際映画祭の印象を述懐。

さらに自身も1日1本は映画かドラマを観ることを日課にしていると明かし、「自分以外の主人公の感情になって、自分で気付かなかった感情に出会えるっていうのが、これからの時代、誰かの身になれる想像力を養える。やっぱり映画ってええなと思ってうれしいです」と、映画の魅力と共に、映画祭に参加できた喜びを語った。

ひと足先に本作を観たアン ミカは、「無表情なまま制限された動きのなかで魅せるミステリアス感と、動きが制限されるからこそ醸しだす雰囲気の演技っていうのが、まあ見事で!魅了されました」と、ハサウェイの演技を大絶賛。さらに「いままで自分が信じてたものはなんやったんやろうという、ラストに衝撃の解釈が出てくるんですけれども…」とほのめかし、「なにが真実だったのか。出てくる登場人物全員を疑いながら観ていくうちに、ヴェリティの手の上で転がされます」と熱弁を振るう。

また、劇中でローウェンが発見する、衝撃的な告白が記されたヴェリティの原稿について訊かれると、「愛を知った女性って、いろんな顔があるなと。私も“白って200色あんねん”と言っていますが、女の秘密は200じゃすみません。怖いのは、自分の知らない顔もあること」と、“愛”を通じて自分自身を知っていくことのおもしろさと怖さを語った。

「ヴェリティの手の上で転がされる」アン ミカが考察必至の『ヴェリティ/真実』を読み解くヒントを伝授!
「ヴェリティの手の上で転がされる」アン ミカが考察必至の『ヴェリティ/真実』を読み解くヒントを伝授!

そして夫のセオドア・ミラーと毎晩寝る前に唱えるというおまじない「HLLSPD(=ハッピー、ラッキー、ラブ、スマイル、ピース、ドリーム)」になぞらえ「Heart(ハート)、Love(愛)、Lies(嘘)、Secrets(秘密)、Passion(情熱)、Darkness(闇)」と本作を形容するアン ミカ。「家族愛であったり夫婦愛も出てきますが、Lies(嘘)も出てきます。愛は光にもなりますが、そのぶん強いと暗闇にもなる。そして“ヴェリティ”という名前の日本語の意味は“真実”です」と、本作を読み解くヒントを差し向けながら、考察しながら観るとより楽しめる映画だとアピールしていた。


文/久保田 和馬

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