ホラーが苦手な真壁刀義が『トキシック・アベンジャー』トークイベントに登場!「スーパーパワーを手に入れたら?」の質問に「リングで暴れまくる」と即答
B級映画の金字塔『悪魔の毒々モンスター』(84)を、シリーズの生みの親であるトロマ・エンターテインメントのロイド・カウフマン製作のもとでリブートした『トキシック・アベンジャー』(11月13日公開)。その公開に先駆けて10月28日に「毒々ハロウィンナイト」と題した試写会が開催され、上映前のトークショーにプロレスラーの真壁刀義と映画紹介人のジャガモンド斉藤が登壇した。
「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジが主演を務め、ケヴィン・ベーコンやイライジャ・ウッドら豪華キャストが集結した本作。舞台は邪悪な巨大製薬企業BTHに牛耳られ、暴力と環境汚染に蝕まれた街セント・ロマ。ギャングによって有毒廃棄物の水槽に投げ捨てられた気弱な清掃員ウィンストンが、醜い風貌で超人的なパワーを秘めた“トキシック・アベンジャー”として復活を遂げ、BTHのCEOとその一味に立ち向かう姿が描かれる。
「(オリジナル版と)全然違う雰囲気で、現代版にちゃんとまじめに作り直した感じがしました」と、本作の印象から語りはじめた斉藤。「暴力とヒーローの矛盾、そのねじれみたいなテーマがおもしろい。こういうぶっ飛んだホラー映画こそ、世の中を映すんだなと実感しました」と、上映前のトークということでネタバレを避けながら作品の魅力に言及。
一方で真壁も「いまの世の中で問題になっているようなことがポンポンと出てくる。最初は重い感じかなと思ったら、途中からすげえことになってた」と、振り切った展開に驚きを隠しきれない様子。さらにホラー映画が苦手であり、「夜トイレに行くのが一番嫌なの」と告白する真壁。劇中のショッキングな場面について「びっくりしたからね。飛んでくると思って、ちょっと避けた」と正直に振り返った。
さらに真壁は、主人公が対峙することになるヴィランのボブを演じたベーコンについて「あそこまで人を嫌な奴に見せるってできるんだね」と絶賛。対して斉藤は、ボブの弟フリッツを演じたウッドの意外なビジュアルや、作り込まれた鳥の造形を挙げ「変異を遂げた鳥のデザインがすごく好きです。小道具とか細かいとこも楽しい」と、作品の注目ポイントをアピールした。
劇中でウィンストンが突如として超人的なパワーを手に入れることになぞらえ出された「突然スーパーパワーを手に入れたら?」というお題に対して「俺はリングで暴れまくるね。車を持ち上げてぶん投げる」と即答した真壁。最後に観客に向けて、「いろんなことを考えさせられる映画です。いっぱい考えて家に帰って爆睡してください。そしたら最高に明日、楽しい朝が待っています」と力強く呼びかけていた。
文/久保田 和馬
