マヌルネコにサーバル、チーターの子ネコたちに悶絶…!『劇場版ダーウィンが来た!世界のネコのなかまたち』が捉えた野生ニャンコたちの“ネコ生”

コラム

マヌルネコにサーバル、チーターの子ネコたちに悶絶…!『劇場版ダーウィンが来た!世界のネコのなかまたち』が捉えた野生ニャンコたちの“ネコ生”

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孤高の砂漠ライオンから伝わる深い愛

本編の大きなもう一つの軸として登場するのは、ナミブ砂漠に暮らす、ネコ科動物の代表格であるライオン。そこには70頭ほどが暮らしており、ほぼメスだ。カメラは幼い頃に母を亡くした孤高のメス、チャーリーを追う。途中、生き別れになった姉妹、ブラボーと再会。ネコは離ればなれになった親兄弟を認識できないと聞くが、チャーリーとブラボーはすぐに打ち解け、じゃれ合い、再会の喜びを体中で表現する。しかし、再会のあとにはせつない展開も…。

ライオン夫婦の絆が深い愛を感じさせる
ライオン夫婦の絆が深い愛を感じさせる[c]劇場版ダーウィンが来た!世界のネコのなかまたち 製作委員会

彼女たちの住む砂漠に、25年ぶりの大雨が降り、一面が緑と花に覆われる。その美しい景色は、草食動物の分散を意味し、砂漠ライオンたちの飢えが続くこととイコールだった。やがて幻とも言われるオスが姿を見せる。たてがみをなびかせ、堂々と歩く姿が百獣の王の称号にふさわしい。そのオスはオッピー。チャーリーのパートナーだった。飢えで痩せていくチャーリーに寄り添うオッピー。そこには“愛”があるように見えてならない。

かわいらしさ、たくましさ、厳しさ、愛情深さと、様々な魅力を見せるネコ科の動物たち。長い時間をかけた密着からは、人間以上に心を感じさせる生き方までもが伝わってくる。キュン!もジーン!も詰まったドキュメンタリーだ。


文/望月ふみ

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