主題歌は「新しい学校のリーダーズ」が歌う「見上げてごらん夜の星を」に!角川春樹最後の総監督作『星の教室』予告映像&場面カット
数多くの名作を手がけてきた角川春樹の“ラストとなる”総監督作『星の教室』(11月6日公開)。このたび、本予告映像と場面カットが一挙解禁され、さらに主題歌情報も明らかになった。
1976年に公開されるや社会現象を巻き起こした『犬神家の一族』(76)にはじまり、『野性の証明』(78)、『セーラー服と機関銃』(81)、『時をかける少女』(83)、『里見八犬伝』(83)など数々の名作を世に送り出し続けてきた角川。監督は、『四月の永い夢』(17)、『わたしは光をにぎっている』(19)など、繊細な人間描写で国内外から高い評価を集め、第38回東京国際映画祭コンペティション部門に正式出品された『恒星の向こう側』の公開も控える中川龍太郎が務める。
主演は、『交換ウソ日記』(23)、『ブルーピリオド』(24)、『バジーノイズ』(24)など話題作への出演が続き、映画にドラマ、CMと幅広く活躍する桜田ひより。桜田演じる潤間さやかの両親役に仙道敦子と萩原聖人、夜間中学の教員役に真木よう子、甲本雅裕、三戸なつめ、生徒役に浅野温子、中尾ミエ、山本學、小林虎之介、夜間中学を取材する漫画家役に小泉孝太郎、さやかのバイト先の店長役に原田泰造、常連客役をおいでやす小田が演じる。原作は、「みをつくし料理帖」「あきない世傳 金と銀」など数々の時代小説や人間ドラマを世に送りだしてきたベストセラー作家、高田郁による同名小説。
解禁された予告映像では、過去のトラウマで学校に行けなくなったさやかが、「もう一回やり直したい。学校に行きたい」と夜間中学に入学し、両親にさえ閉じていた心が少しずつ少しずつ開いていくさまに胸が打たれる感動的な仕上がりになっている。夜間中学には年齢も性別も国籍も多様な生徒たちがそろい、そんな彼らとの関わり合いのなかで、さやかが自分と向き合い、周囲の人々の優しさに触れ徐々に変わっていく姿を丁寧に活写。勇気を出して1歩踏みだしたさやかと、その勇気に優しさで応える年齢も国籍も異なる生徒や先生たち。さやかの物語の先に広がる希望を静かに示していく。
一挙解禁となった場面写真では、教室で授業に励むさやかの姿をはじめ、クラスメイトたちと笑顔で集う姿や一緒に作業する様子など、仲間たちと過ごす穏やかな学校生活が垣間見えるショットを収録。さらに、家族と過ごす何気ないひとときや、アルバイト先の店長と会話を交わす姿、先生が主人公に優しい眼差しを向ける姿など、彼女を取り巻く人々との関わりがうかがえる写真を切り取っている。彼女が仲間たちと過ごすかけがえのない時間と、そのなかで紡がれていく物語の一端が感じられる構成となっている。
主題歌に決定したのは、新しい学校のリーダーズが歌う「見上げてごらん夜の星を」。1963年に坂本九が歌い、日本中で愛され続けてきた名曲である本楽曲は、夜空に輝く星を見上げながら、困難な日々のなかでも希望を失わず前を向いて生きる人々の思いを歌った1曲だ。時代を超えて多くの人々の心に寄り添ってきたこの名曲を、新しい学校のリーダーズがしっとりと、そして力強く歌い上げる。
新しい学校のリーダーズは「角川春樹総監督の最後の総監督作品に、我々が関わることができとても光栄です。しかも、あの坂本九さんの名曲『見上げてごらん夜の星を』のカバーということで、オファーいただいた時は驚きでした」とコメントを寄せた。
優しく包み込むような楽曲が、本作で描かれる、学ぶことを諦めず自らの未来を切り開こうとする人々の姿と深く重なり合う。作品のラストを温かく彩りながら、観る者の心にもそっと希望の光を灯してくれる主題歌となっている。
夜間中学で出会った仲間を通じて、再び前を向き始めるさやか。彼らのかけがえのない時間をぜひ劇場で見届けて。
