【ネタバレなし】『私はあなたを知らない、』の結末を映画ファンはどう観た?「初めての映画体験」「深く心にしみました」
「家族を求める気持ちがせつない」「空気感にのまれてしまった」坂口健太郎の熱演と共演陣の存在感
主人公の夕平を演じるのは、日本のみならずグローバルに活躍する坂口健太郎。“家族”という幸せの形を追い求め、温もりへの執着の果てに罪を犯してしまう青年を、圧倒的な繊細さと確かな存在感で体現し、観る者の倫理観を揺さぶる。これまでにない“不気味さ”すら感じる役柄で役者として新たな領域を感じさせる坂口に、ファンも衝撃を受けたようだ。
「夕平の家族に執着して壊れていく気持ち悪さが自然だった」(10代・女性)
「坂口さんの演技がすばらしすぎる。家族を求める気持ちがせつない」(50代・女性)
「なにかを背負う役を演じることの多い坂口さんですが、今回は特に重い」(30代・女性)
一方、夕平の存在や母親に起きた出来事を13年後に知る朝子を演じるのは、『違国日記』(24)で思春期の揺れ動く心を瑞々しく表現した早瀬憩。夕平が母を殺した理由、彼とどう向き合うべきかを思案する複雑な胸中に、表面上の明るさと内に抱えた葛藤を交えながら挑んでおり、難役の好演に称賛の声が寄せられている。
「夕平を憎むべきか戸惑いながら生きている朝子を演じ、その空気感にのまれてしまった」(10代・女性)
「若いのに重い選択を迫られる状況を見事に演じていた」(40代・男性)
さらに、幼い娘に不自由はかけまいと必死に働く紗月役で堀田真由、幼少期の朝子役で倉田瑛茉、事件当時の弁護士、町村善一役で滝藤賢一、朝子の祖母役で原田美枝子が出演。夕平と13年後の朝子を取り巻く人々を演じた彼らの存在も印象的で、観客からも様々な声が寄せられていた。
「夕平と朝子の会話を眺める笑顔がだんだん曇っていった。紗月は父親を求めていたのではなくて、隣にいる人を求めていた」(20代・女性)
「サボテンをはさんで夕平と朝子が仲良くしている姿を見る紗月の表情が忘れられない」(20代・男性)
「町村弁護士自身の境遇も父親であることの難しさを物語っている」(30代・男性)
「早瀬さんと倉田さんの2人だからこそ、朝子の時間経過が違和感なく見られた」(20代・女性)

