高橋文哉「役者人生の核となるような作品」 原作者も絶賛「本物の潔世一がそこにいる」実写『ブルーロック』公開
累計発行部数6000万部を突破する人気サッカー漫画を実写映画化した『ブルーロック』の初日舞台挨拶が8月7日にTOHOシネマズ日比谷で行われ、高橋文哉、櫻井海音、K(&TEAM)、綱啓永、野村康太、青木柚、倉悠貴、畑芽育が出席。現在カナダのバンクーバーに滞在中の窪田正孝がサプライズで中継参加し、会場を沸かせた。
本作の舞台となるのは、日本をサッカーワールドカップ優勝に導く革命的なストライカーを育成する施設“青い監獄”(ブルーロック)。全国の高校生FWたち300人がブルーロックに招集され、勝ち上がれるのはたったひとり、敗者は日本代表入りの権利を生涯失うという熾烈なサバイバルマッチに挑む。
上映後の観客から、万雷の拍手で迎えられたキャスト陣。無名の高校生FW、潔世一として主演を務める高橋は、「すごく長かったような感覚があります。8月7日という日を待ち侘びていた自分もどこかにいながら、ドキドキしている自分もいます。この日を無事に迎えられることができて、うれしく思います」と感無量の面持ち。「舞台挨拶ですごく緊張することは、あまりない」とう高橋だが、「今日はすごく緊張します。そうやってプロデューサーさんの松橋(真三)さんにお話ししたら、『僕もです』とおしゃっていて。『人生が変わる日ですからね』と2人で言い合った時に、この方とこの作品でご一緒できてよかったと思いました」としみじみと語った。
ステージには、原作者の金城宗幸とノ村優介から本編鑑賞後のコメントが到着した。金城からのコメントでは「青く熱く新しい、本物の潔世一がそこにいます」という言葉を皮切りに、キャラクターの魅力を見事に体現したキャスト陣への賛辞が贈られ、「気持ち良いツボを次から次へと押されるような、とても刺激的でクセになる、面白い映画」「原作のエゴを大事にしていただきながら、新しい映像体験への挑戦がぎっしり詰まっている」と大絶賛。
ノ村からは「漫画、アニメ、小説、舞台などでは見ることができなかった、また新しい『ブルーロック』への熱と挑戦がこの実写映画に込められています。観てもらえれば分かりますが、この映画、めっちゃめちゃ『ブルーロック』やってます!!」と熱量の高い感想が届けられた。高橋は「本当にうれしいです」と感激しきり。現場でも対面を果たしたそうで「すごく明るく現場にいてくださった。(自分たちを見て)『潔だ!』『蜂楽だ!』『千切だ!』と言ってくださった」と興奮した2人の様子を紹介しながら、「映画が公開して、このようなお言葉をいただけることが本当に幸せ」と喜びをにじませていた。
またこの日は、窪田がリモートで参戦。モニター上から壇上の8人を見守るなど、劇中で演じる絵心甚八さながらの登場で会場を盛り上げた。窪田の参加は登壇者にもサプライズで行われた。モニターに窪田が映し出されると、キャスト陣は「ええー!すごい!」「知らなかった!」と驚きの声を上げ、高橋は「お忙しいなか、ありがとうございます!」とお礼。
本作で映画初出演を果たし、サッカー歴半年ながら桁外れのサッカーセンスを誇る天才FW、凪を演じたKは、恐縮しながらも「窪田さんも“K”ということですよね」と思い切った発言をお見舞いし、窪田と会場を笑わせた。続けてKが「現場で一瞬だけ挨拶ができた。まさに絵心甚八がそこにいて、すごくびっくりしました。またご一緒できる機会があれば、すごく光栄です」とラブコールを送ると、窪田は「こちらこそです」と笑顔を見せた。また窪田と共演シーンの多かったアンリ役の畑は「すごく気さくな方。私がオススメした恋愛リアリティショーを観てきてくださった。現場でも引っ張っていただいて、尊敬しています」と裏話と共に尊敬の念を吐露していた。
撮影から宣伝期間を通して絆を育んだメンバーは、ステージでもにぎやかに会話を繰り広げるなど終始、仲のよさを見せていた。「ここが見どころ」というポイントを語るひと幕になると、高橋は「一体感」、蜂楽役の櫻井は「サッカーシーンのクオリティ、リアリティ、迫力」、Kは「音楽」、御影役の綱は「作品の質」、國神役の野村は「個性豊かなキャラクター」、栗夢役の青木は「みんなが絆を深めていく様子。関係性が変わっていくところ」、吉良役の倉は「病みつき感。音楽の疾走感含め、気持ちがいい映画」、畑は「銭湯のシーンには、皆さんの和やかな雰囲気が表れていた。くだけた表情にも注目」とアピール。そして窪田は「皆さんの成長していくさま。現場で皆さんが培ってきたもの、経験されてきたものが、肌に鎧のように身に付いているさま。盛り上がった先のエンディングの最後の最後まで、観てほしい。どうか席を立たないでほしい」と力を込めていた。
最後に高橋は、「『ブルーロック』を実写化して2026年に公開すると言われたあの日から、こうしてキャストの皆さんと共に映画館に立てていることをすごくうれしく思います」と改めて感慨を口にしつつ、「『ブルーロック』が伝えられることはたくさんある。自分が壁にぶち当たりそうな時や、なにか成し遂げたいことがある時に、諦めなければ、必ずその壁は壊すこと、超えることができるということ。映画『ブルーロック』のお話をいただき、今日ここに立つことによって、そのことを改めて人生のなかで感じています。高橋文哉にとっても、自分の役者人生の核となるような作品になると思っています」と語り、大きな拍手を浴びていた。
取材・文/成田おり枝
