短篇アニメーション映画『しらぬひ』音楽家、青葉市子による書き下ろし主題歌「しらぬひ」がリリース&配信スタート!
『君の名は。』(16)、『すずめの戸締まり』(22)を手がけたコミックス・ウェーブ・フィルムが制作する短篇アニメーション映画『しらぬひ』が、8月21日(金)に公開される。このたび、青葉市子による書き下ろし主題歌「しらぬひ」の配信が本日8月7日よりスタートした。
物語の舞台は1996年、夏の終わり。熊本の海辺の町で暮らす10才の少年である湊は、酒に溺れる父と2人きりで、息をひそめるように生きていた。唯一の心の拠り所は、弁天島に現れる少女の神さま“べんちゃん”。しかし児童保護施設への一時保護が決まり、別れの時が迫る。湊は、ひとつだけ願いを叶えてくれるという海に浮かぶ不思議な光「しらぬひ」に祈りを捧げるが、父への憎しみが募るにつれ、その祈りは取り返しのつかない呪いへと姿を変えていく。
監督は、商業アニメーション映画初挑戦となる新鋭の片野坂亮。スーパーの鮮魚コーナーで働く傍ら、フリーの映像作家として実写映画やアニメーション作品の自主制作を続けてきた手腕がコミックス・ウェーブ・フィルムに認められ、大抜擢となった。片野坂は原作、脚本、作画監督も兼ねている。
湊の声を担うのは、音楽活動に加えて俳優、声優、タレント、モデルと多岐にわたって活躍するあの。また、湊の唯一の友である少女の神さま、べんちゃんを花澤香菜、湊の父マサルを三木眞一郎が演じる。
主題歌を書き下ろしたのは音楽家の青葉。作編曲を担当したのは、青葉のアルバム「アダンの風」「Luminescent Creatures」で共同制作を重ねてきた梅林太郎で、本作の音楽も手がけている。同曲は、これまでの2人の共作ではあまり見られなかった、青葉が曲よりも先に歌詞を書く「詞先」で制作。レコーディングでは、梅林が弾くピアノのすぐそばで青葉が歌い、2人が同時に演奏、録音する方法が採られた。
喪失と赦しの果てに、湊がたどり着く「ほんとうの願い」とはなんなのか?ぜひ劇場で見届けてほしい。
文/鈴木レイヤ
