綾野剛演じる“メンター”の妻役に木南晴夏!吉田恵輔監督作『mentor』実力派揃いの追加キャスト6名が決定
磯村勇斗と末澤誠也がW主演を務める映画『mentor』が10月16日(金)より公開される。このたび、吉田組初参戦の木南晴夏をはじめ、実力派揃いの追加キャスト6名が解禁となった。
無邪気な花火遊びをきっかけに人生が変わり、過去に囚われたまま大人になった2人の青年と、その火災で大切なものを奪われ、彼らの運命を静かに、しかし確実に狂わせていく“メンター”とのいびつな再会を描く本作。『ヤクザと家族 The Family』(21)、『PLAN 75』(22)など幅広いジャンルで存在感を放ち、2023年『月』(23)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど鮮烈な演技を重ねる実力派俳優の磯村と、2024年にCDデビューを果たした4人組アイドルグループ「Aぇ! group」のメンバーで、歌やバラエティ、舞台と多方面で活躍しながら、今回が個人では映画初主演となる末澤。そして、本作のタイトルでもあり、物語の鍵を握る重要な“メンター”役には綾野剛。火傷の特殊メイクに3時間をかけて臨み、圧巻の怪演を見せる。本作で脚本、監督を務めるのは、唯一無二の感性でオリジナル作品を生みだし続ける吉田恵輔。
新たに発表されたのは、6名の追加キャスト。幼い頃の龍之介(磯村)と拓海(末澤)の花火遊びがきっかけで発生した火災で、最愛の妻子を失い、自身も全身に火傷を負った埜本(綾野)。その火災により命を落とした埜本の妻、埜本涼子役を木南が演じる。抜群の演技力でコミカルからシリアスまで自在に演じ分け、近年でもドラマ「ブラッシュアップライフ」や映画『愚か者の身分』(25)、『悪い夏』(25)で鮮烈な存在感を放ったことも記憶に新しい。そんな唯一無二のキャリアを誇る彼女が、火災前の埜本の幸せな日常の象徴として、彼のなかに生き続ける記憶の核心をみずみずしく、そして幸せの瞬間を体現する。
その涼子の妹で、埜本の義理の妹にあたる生田麻衣子役には、ドラマ「木更津キャッツアイ」で一躍脚光を浴びて以降、「それでも、生きてゆく」や「透明なゆりかご」など数々の作品で確かな足跡を残してきた酒井若菜。埜本も通う歌謡スナックを営むママである彼女は、15年の時を経て再会した龍之介と拓海に対し、不自然なほど優しすぎる態度をとる埜本の“見えない胸の内”に、言葉にならない不安を募らせていく。
また、あの日から時間が止まり、普通の人生を諦め、空虚な日々をやり過ごす拓海を心配しながらも支えている母親役は、映画『その男、凶暴につき』(89)での強烈な印象や、ドラマ「3年B組金八先生」をはじめ数々の名作で確かな足跡を残してきた川上麻衣子が演じる。そして、アーチェリーのオリンピック日本代表という夢を追いかけ、過去の罪の意識に蓋をして“普通”に生きようともがく龍之介だが、彼の後輩アーチェリー選手、坂本修斗役に二村仁弥。『ナミビアの砂漠』(24)、『爆弾』(25)など話題作への出演が相次ぎ、吉田作品へは『四月の余白』(公開中)に続く2作目の出演となる。
続いて、当時、埜本と同じアパートに住んでいた元住人、井川直美役を、近作では『敵』(25)などでも底知れない存在感を示した実力派俳優の黒沢あすか、その父である井川重明役を、『PERFECT DAYS』(23)や『悪は存在しない』(23)など国内外で高い評価を受ける作品で物語に重厚な奥行きをもたらしてきた名優の田村泰二郎が演じる。歯車が狂い続ける3人がたどり着く先を、ぜひスクリーンで見届けてほしい。
さらに、埜本の妻、涼子役の木南、涼子の妹でスナックのママ、麻衣子役の酒井、龍之介の後輩アーチェリー選手、修斗役の二村ら3人からコメントも到着した。
木南は「現場はとても穏やかな雰囲気で、限られた撮影日数のなかで緊張していましたが、監督と綾野さんが作ってくださる優しい空気に助けられました。この不思議で魅力的な世界の一部になれたことを、とても幸せに思っています」と、唯一の共演者となった綾野との撮影を振り返りつつ、吉田組初参加への喜びを露わにした。
酒井は「個人的には、念願だった吉田監督の作品に出演できて、とても嬉しかったです。ここ数年で最も明るく温かく、プロフェッショナルな現場でした。この作品に関わったすべてのかたが大好きです。1人でも多くのかたが映画館に足を運んでくださることを願います」と念願叶った監督作品への出演、そして撮影現場での思い出を明かした。
また、吉田作品へは2作目となる二村は「初めてのアーチェリー、すばらしい俳優たちとスタッフ陣。心地いい緊張感と共に作品と向き合えました」と語り、「エンドロールが終わり、映画館に灯りが再びつく時、皆さんがどんな感情になるのか、どんな思いを抱くのか、楽しみです」と観客へのメッセージを寄せた。
実力派キャスト陣が加わり、15年の時を経て交錯する3人の運命は、狂気へと染まっていく。不穏で、人間くさい映画『mentor』の続報に引き続き注目だ。
