『ウィキッド 永遠の約束』が大ヒットの前作と同等のオープニング成績で初登場!今年も『映画ドラえもん』としのぎを削る?

『ウィキッド 永遠の約束』が大ヒットの前作と同等のオープニング成績で初登場!今年も『映画ドラえもん』としのぎを削る?

3月6日から3月8日までの全国映画動員ランキングが発表。前週、コロナ禍以降の「映画ドラえもん」シリーズで最高のオープニングを叩きだした『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』(公開中)が、引き続き首位をキープしてV2を達成。その成績の詳細は後述するとして、今週は2位に初登場を果たした『ウィキッド 永遠の約束』(公開中)からチェックしていこう。

『ウィキッド 永遠の約束』が2026年洋画No. 1発進!

世界的人気ミュージカルを映画化した2部作の後編『ウィキッド 永遠の約束』
世界的人気ミュージカルを映画化した2部作の後編『ウィキッド 永遠の約束』[c]Universal Studios. All Rights Reserved.

昨年の同時期に公開され、最終興収35億4000万円を記録した『ウィキッド ふたりの魔女』(24)の続編で、2部作の後編にあたる『ウィキッド 永遠の約束』。初日から3日間の成績は、観客動員が31万5027人で興行収入は5億3096万1340円。これは前作『ふたりの魔女』が初週末3日間で記録した動員32万1000人&興収5億1900万円とほぼ同等の成績といえよう。

その前作は、同日に公開された『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(25)と約1か月にわたる接戦を繰り広げ、週末動員ランキングと週間ランキングではどちらも4月前半まで5週連続で『のび太の絵世界物語』が1位、『ふたりの魔女』が2位という状態に。とりわけファミリー層が中心となる『のび太の絵世界物語』が週末に大きく数字を伸ばしていたのに対し、平日は概ね(春休み本番に突入するまでは)『ふたりの魔女』が大きくリードしていた。

それぞれの道を歩みはじめたふたりの魔女に降りかかる運命とは…
それぞれの道を歩みはじめたふたりの魔女に降りかかる運命とは…[c]Universal Studios. All Rights Reserved.

今年の場合は『新・のび太の海底鬼岩城』のほうが一週早く公開を迎えることになったが、それでも“週末のドラえもん”vs“平日のウィキッド”の関係性自体は大きく変わることはないと推測できる。とはいえ今年は、昨年の3月と比較するとほかのラインナップが強力で、2強の独壇場ムードが続くとは少々考えづらい。春休み本番に上昇カーブを描くことがほぼ確実な『新・のび太の海底鬼岩城』に対し、『永遠の約束』には前作以上の持続力が求められることになるだろう。

『ふたりの魔女』の公開時にも触れたように、約20年越しで実現に漕ぎ着けた映画版「ウィキッド」。長年待ちわびてきたファンの期待値の高さと、ミュージカル・音楽映画がヒットしやすい日本市場の相乗効果が前作の大ヒットを後押ししていたことは間違いない。それを踏まえれば今作も同等のヒットが見込めるのだが、必ずしもそううまく運ばないのが“続編映画”の宿命。おそらくカギとなるのは、前作からの期間で新たに作品に触れた観客をどこまで取り込めるか。ちょうど1年という前作からの公開スパン、直前に前作がテレビ放送されたことなどが、結果にどれだけの効果をもたらすのか注目だ。

前作は興収35億4000万円の大ヒット!今年も洋画興行を盛り上げることができるのか
前作は興収35億4000万円の大ヒット!今年も洋画興行を盛り上げることができるのか[c]Universal Studios. All Rights Reserved.

いずれにせよ、『永遠の約束』のオープニング成績は現時点での2026年公開の洋画作品でNo. 1。昨年も『ふたりの魔女』の公開から数か月間は洋画全体の興行が活発になっていただけに、まだ低迷傾向がつづいている洋画興行を今年も「ウィキッド」が盛り上げてくれることに期待しておきたい。


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