『ズートピア2』が2週連続の動員100万人超えで、堂々V2!この勢いを保ち、興収100億円や『アナ雪2』超え達成なるか?
12月12日から12月14日までの全国映画動員ランキングが発表。前週、洋画アニメ作品としては歴代2位のオープニング成績を記録する大ヒットスタートを切ったディズニー・アニメーション最新作『ズートピア2』(公開中)が、今週も圧倒的な強さを発揮。2位以下に大差をつけ、見事に2週連続No.1を達成した。
累計動員300万人&興収40億円をあっさり突破!
『ズートピア2』の週末3日間の成績は、観客動員116万1000万人、興行収入16億2400万円。これは前週末と比較すると、動員が88%、興収が86%というなかなかの高維持率。公開10日間の累計成績では動員301万5156人、興収42億8314万円に到達。最終興収133億7000万円を記録した『アナと雪の女王2』(19)の同期間の累計が動員338万人&興収43億円だったので、それに匹敵する成績といえよう。
すでに年末年始興行の絶対的な主役となることが確実視されている『ズートピア2』。目下の注目は、やはりピクサー作品を除くディズニー・アニメーション作品として「アナ雪」シリーズ2作以来となる“メガヒット”(=すなわち興収100億円突破)なるかどうかというところだろう。結論から言えば、公開時期的に考えて、前段で比較対象とした『アナ雪2』と同じような推移を見せ、すんなりと興収100億円のラインを超えてくる可能性は高い。
コロナ禍以降、日本のアニメ映画が爆発的なオープニング成績と共に無双状態となることが頻発しており、メガヒット=独壇場的な興行のイメージが強くなったが、そもそもディズニー・アニメーション作品は“ロングヒット型”。最近でいえば『国宝』(公開中)のように、じわりとしたスタートから安定的に高い成績を長期にわたって維持し、動員・興収を積み上げていくパターンが多い。もっぱらこれは、ディズニーというブランドへのずば抜けた信頼度の高さがあってのことだ。
しかも『アナと雪の女王』(13)は春休みから夏休みまで、『ベイマックス』(14)は年末から春休みまで、前作『ズートピア』(15)はゴールデンウィークから夏休みまで、繁忙期をまたいでランキングの上映に君臨し、いずれも次のディズニー作品(実写・アニメ、ピクサーを問わず)にバトンタッチするようにして落ち着いていく傾向がある。昔のように映画館の系列が分けられていればそうなるのも当然だが、どれもシネコンが台頭してからのことなのは興味深い。
その例にならえば、次のディズニー作品はピクサーの『私がビーバーになる時』(2026年3月13日公開)なので、やはり『ズートピア2』の勢いは春休みまで持続するということか。同じようにロケットスタートを切った『アナ雪2』の場合、たしかにロングヒットとなったものの、春休み目前でコロナ禍に突入し急失速していた。それを踏まえると、『ズートピア2』が『アナ雪2』を超える可能性もゼロではないだろう。
ちなみに先述の『ズートピア2』の10日間の累計成績から、初週末3日間と今週末3日間の計6日間の成績を差し引いて出される平日4日間の動員は、およそ54万人。ファミリー向けの作品ということもあり、現状では土日への偏りが大きいようだ。冬休みが始まれば偏りもなだらかになってくるはずで、そこで一気にブーストをかけることができるかがカギとなる。
