山崎貴、樋口真嗣、清水崇が「アバター」の“凄さ”を語る！最新作『ファイヤー・アンド・アッシュ』公開記念、連載企画がスタート

全世界興収ランキングの1位と3位に君臨する『アバター』(09)と『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』(22)。この両作から続く最新作『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』が、いよいよ12月19日(金)より公開を迎える。それを記念し、このたび日本を代表する3名のトップクリエイターたちに「『アバター』はなにが“凄い”のか？」について熱く語ってもらった。

シリーズ2作で全世界興収50億ドル超！ジェームズ・キャメロンが心血を注ぎ込んだ“伝説”がさらに進化[c] 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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巨匠ジェームズ・キャメロン監督が生みだした「アバター」シリーズ。舞台は希少な鉱物の眠る神秘の星パンドラ。地球滅亡の危機に瀕した人類がパンドラの開発を目論み、怪我で生きる希望を見失っていた元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)は先住民族ナヴィと人間のDNAを組み合わせた“アバター”となってナヴィと接触を試みる。しかし、彼らと過ごすうちにパンドラの自然に魅せられ、ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と惹かれあっていく。

シリーズ第3作となる『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』では、前作で海の民・メトカイナ族のもとに身を寄せたジェイクとネイティリたち家族に新たな危機が訪れる。同じナヴィでありながらパンドラを憎み、人類と手を組んでパンドラへの復讐を果たそうとするアッシュ族のリーダー、ヴァラン(ウーナ・チャップリン)が彼らの前に立ちはだかり、かつてない決戦の火蓋が切って落とされることとなる。

3D技術の最先端を取り入れ、映画の世界に没入する“体験”を確立[c] 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

1990年代から「アバター」シリーズの構想をふくらませていたキャメロン監督。2000年代に急速に進んだ映画のデジタル化と3Dなどの技術の進化から、ようやく理想通りの作品をつくりだすことが可能になったと考え製作に着手。新たなデジタル3Dカメラシステムなどの新技術を生みだし、その後の映画界で主流となっていく作品世界に“没入する”映画体験が確立されるきっかけにもなった。

こうした映画の歴史や常識を変える“映像革命”に、世界中の名だたる監督たちが魅了されたことはいうまでもないだろう。スティーヴン・スピルバーグ監督やジョージ・ルーカス監督といった世界的超大作を手掛けてきたヒットメイカーに加え、自作ではCGをあまり使わない“アナログ主義者”として知られるクエンティン・タランティーノ監督さえも手放しで大絶賛。ほかにも数えきれないほど多くの映画人たちに多大な影響を与えつづけている。

【写真を見る】山崎貴、樋口真嗣、清水崇も魅了…世界中の映画人を熱狂させた“映像革命”！[c] 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

今回公開された動画に登場するのは、第96回アカデミー賞(R)でハリウッド大作を押しのけてアジア映画として史上初めて視覚効果賞に輝いた『ゴジラ-1.0』(23)の山崎貴監督、『シン・ゴジラ』(16)や『新幹線大爆破』(Netflixにて配信中)などが海外でも高い評価を集めた樋口真嗣監督。そして、自身の出世作をセルフリメイクした『THE JUON/呪怨』(04)でハリウッドデビューを飾り、北米週末興収ランキングNo. 1に輝いた経験のある“Jホラーの巨匠”清水崇監督の3名。

まさに日本を代表する世界的クリエイターである3名は、動画のなかで「アバター」シリーズの魅力について熱く語っていく。山崎監督は「体験したことない領域に連れて行かれた」と、初めて鑑賞した時の驚きを語り、樋口監督は「アバター」をきっかけに流行した“3D映画ブーム”を振り返りながら「ジェームズ・キャメロンの3D愛は本物」と太鼓判。そして清水監督は「映画は見るものじゃなく体験になった」と、その真価を堪能できる3Dでの鑑賞を猛プッシュ。