チ・チャンウク、ヒョンビン、イ・ドンウク、シン・ミナ…豪華スターが勢ぞろい!ディズニープラス新作韓国ドラマのショーケースをレポート

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チ・チャンウク、ヒョンビン、イ・ドンウク、シン・ミナ…豪華スターが勢ぞろい!ディズニープラス新作韓国ドラマのショーケースをレポート

時代の渦に巻き込まれた男たちの物語「メイド・イン・コリア」

1970年代の激動期を舞台に、実在の歴史事件をベースにしながら、その裏側で渦巻く“人間の欲望”と“裏社会の駆け引き”を描くサスペンスシリーズ「メイド・イン・コリア」。ステージには、裏社会を操るエリート諜報員ペク・ギテ役のヒョンビン、正義を追求する検事ナ・ゴニョン役のチョン・ウソン、ギテの弟で陸軍士官学校出身のエリート将校ペク・キヒョン役を務めるウ・ドファン、そして本作を手掛けたウ・ミンホ監督が登壇。それぞれが本作に参加した理由や、キャラクターに惹かれたポイントを熱く語った。

「メイド・イン・コリア」チームが登場!
「メイド・イン・コリア」チームが登場!

まず「本作の魅力はなにか」と聞かれた3人。ウ・ドファンは「私にとってはウ・ミンホ監督が最も大きい魅力でした。監督の作品が本当に好きで、監督と一緒に作品を作れるということが一番大きい魅力でした」と迷いなく回答。ヒョンビンは「私はこのシナリオが持っている力が一番の魅力でした。1970年代の時代背景にフィクションが加わって、新たな、また頑丈な物語ができまして、これが作品の一番大きい力だと思います」と脚本への信頼を語った。

ウ・ミンホ監督の作品に魅力を感じるウ・ドファン
ウ・ミンホ監督の作品に魅力を感じるウ・ドファン


続いてチョン・ウソンは「私はヒョンビンさん、ウ・ドファンさんが一番魅力的でした」と笑顔を見せつつ、「パートナーとして新たな作品で共演できることは役者として非常に貴重な経験」と語り、共演への喜びをにじませた。また、自身の役については「最初はゴニョンというキャラクターは私に合わないと思ったんです。もっとエネルギーあふれる役者が適切じゃないかと。でも本を読みながら、私にもできる部分があると思い、オファーを受けました」と役を引き受けた背景を明かした。

正義感が強く不正を見つけると執念で追求する検事、ゴニョン役のチョン・ウソン
正義感が強く不正を見つけると執念で追求する検事、ゴニョン役のチョン・ウソン

1970年代を再現する過程について尋ねられると、ウ・ミンホ監督は「私は71年生まれなので、この激動の時代を忘れていません。大統領がKCIAから暗殺されたという事実は、頭に強く残っています」と語り、「『麻薬王』『KCIA 南山の部長たち』『インサイダーズ/内部者たち』といった自身の過去作を再度見直し、参考にした」と制作へのアプローチを紹介した。

さらに、現場のケミストリーについて話題が及ぶと、ウ・ミンホ監督は「チョン・ウソンさんとヒョンビンさんは映画『ハルビン』で独立軍の同志として共演していました。本作でも撮影後に食事をしたり、台本以外の部分まで話し合いながら撮影しました」と、現場の信頼関係の深さを明かす。ヒョンビンも「監督は決断が早い。アイデアを受け入れてくださり、良いと思えばすぐOK、違うと思えばすぐノーと言ってくださる。とても息の合った形で撮影できました」と現場の雰囲気を語った。

ヒョンビンがアクションシーンの裏側エピソードを明かす
ヒョンビンがアクションシーンの裏側エピソードを明かす

アクションシーンについて尋ねられると、ヒョンビンは飛行機内のシーンを挙げ、「ギテというキャラクターのアクションが、自分のイメージと少しギャップがありました。アクションチームと話し合いながら手直しを加えて撮影しました」と振り返る。ウ・ミンホ監督も「お二方ともフィジカルが素晴らしく、台本にないアクションも現場の相談で生まれました」と述べ、迫力の撮影裏話を披露した。ウ・ドファンは「爆発シーンから生き残るために走るのもアクションだと思います。非常にスケールが大きい作品です」と、作品のダイナミックさを強調した。

作品の見どころについて語る「メイド・イン・コリア」チーム
作品の見どころについて語る「メイド・イン・コリア」チーム


最後に、「視聴者になにを期待して観てほしいか」と問われると、チョン・ウソンは「まずは2人のどっちが勝つのか、それがシンプルにおもしろいと思います」とコメント。「史実に基づいた仮想の物語のなかで、人間の欲望や内面を極端に見せるところが本作の魅力」と語り、作品の独自性を示した。ヒョンビンも「キャラクターの欲望がぶつかり合って生まれる感情に注目してほしい」と語り、ウ・ドファンも「自分だったらどうするかと重ねながら観ると一層楽しめる」と付け加えた。


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