インド映画界の新ミューズ『KILL 超覚醒』ヒロイン役、ターニャ・マニクタラの場面写真が到着
「ジョン・ウィック」シリーズの製作陣によるハリウッドリメイクも決定したインド発のアクション映画『KILL 超覚醒』(11月14日公開)。本作より、ヒロイン役を演じるターニャ・マニクタラの姿を収めた場面写真が到着した。
本作はインド東部ジャールカンド州から首都ニューデリーへの約1200キロのルートを疾走する寝台列車特急寝台列車を舞台に、そこに偶然乗り合わせた特殊部隊の最強戦士と総勢40人の最凶強盗一族との死闘を活写するバイオレンスアクション。途中停車なし、逃げ場なしという究極シチュエーションで繰り広げられる戦いを、リアリティを追求したアクション演出と痛みが伝わってくるバイオレンス描写、さらに衝撃的なストーリー展開で描きだす。
第48回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門でのワールドプレミアを皮切りに、世界各国の映画祭で称賛を浴び、2025年国際インド映画アカデミー賞では5部門を受賞。その熱狂の渦はとどまるところを知らず、「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキ監督によるプロデュースでハリウッドリメイクも決定している。
このたび解禁されたのは、ヒロインのトゥリカを捉えた場面写真。主人公アムリトの恋人で、彼と同じく武装強盗団に襲われる寝台列車に乗り合わせてしまったトゥリカ。トゥリカは大物実業家の娘で、身分違いのアムリトと隠れて交際をしていたものの、父に別の男との婚約を決められてしまい、明日はその婚約式。家族共々、寝台列車に乗っていたなか、アムリトは、寝台列車でトゥリカに指輪を渡しプロポーズ。しかし、その後列車は強盗団に襲われることとなる。
トゥリカを演じたマニクタラは、独立系作品「Kaal Kothri」の主役で舞台デビューを果たし、演劇界で成功を収め、最優秀俳優賞など様々な賞を受賞。その後、BBC OneとNetflixで配信されたヴィクラム・セスの小説をドラマ化したミラ・ナイールの「理想の花婿」でラタ役を射止め話題を集めた。本作では、第30回ライオンズ・ゴールド・アワード新人女優賞受賞、2024年ELLEグラジュエートのモールドブレイカー賞を受賞している。
インド映画界に颯爽と登場したニューヒロインの活躍をスクリーンで堪能してほしい。
文/スズキヒロシ
