死者となった最狂のサイコキラーが迫りくる…!『ブラックフォン 2』公開に向けて1作目をプレイバック
『M3GAN/ミーガン』(23)や『ハッピー・デス・デイ』(17)で知られるホラーファンにおなじみのスタジオ、ブラムハウスが製作、『ドクター・ストレンジ』(17)や『エミリー・ローズ』(05)、『フッテージ』(12)などホラーからアメコミまで幅広いジャンルを手掛けるスコット・デリクソンが監督を手掛けた『ブラック・フォン』(22)。
断線した黒電話から聞こえる死者からのメッセージを頼りに、少年が連続殺人鬼からの脱出を図るという斬新な設定と、ホラー映画のあらゆるカテゴリーを超越する予測不能な展開が話題を呼び、全世界で1億6,000万ドルの大ヒットを記録した本作の待望の続編『ブラックフォン 2』が11月21日(金)に日本公開を迎える。
MOVIE WALKER PRESSのYouTubeチャンネルでは、現在「【3分で完全復習】『ブラックフォン 2』を観る前に、1作目を解説!まるわかり動画」を公開中!これを観れば、『ブラックフォン 2』を楽しめること間違いない。ここでは少し前作をおさらいしておこう。
※本記事は、第1作目『ブラックファン』のネタバレ(ストーリーの核心に触れる記述)を含みます。未見の方はご注意ください。
アメリカのコロラド州デンバーでは、少年誘拐事件が多発していた。ある日、学校の帰り道、13歳の少年フィニー(メイソン・テムズ)が、手品師を装い声をかけてきた連続殺人鬼グラバー(イーサン・ホーク)に誘拐されたことから、本作は幕を開ける。
固く閉ざされた地下室に監禁されたフィニーが目にしたのは、古びたマットレスと、断線した“黒電話”のみ。脱出不可能と思われたその時、鳴るはずのない“黒電話”のベルが鳴る…!電話から聞こえてきたのは、これまでにグラバーに惨殺された少年たちからのメッセージだった。彼らが伝える言葉を頼りに、フィニーが命懸けの脱出を試みる。
一方、兄の危機を予知夢で知った妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)もまた、その不思議な力を頼りに必死に兄の居場所を探していた。「死者たちのメッセージ」と妹の予知夢を力に変えたフィニーは死闘の末、グラバーを葬り、固獄の地下室からのただ一人の生還者となり、物語は幕を閉じた。
しかし、それは序章にすぎなかった…。事件から4年後、再び“黒電話”が鳴り響き、死者となったグラバーがフィニーとグウェンに襲い掛かる!いまも地下室のトラウマに苦しむ17歳になったフィニーと、意志の強い少女へと成長した15歳になった妹のグウェン。夜な夜な3人の子どもが殺される悪夢を見るグウェンの説得で、現場となったウィンターキャンプの地へ向かった彼らが突き止めたのは、グラバーと自分たちの家族を結びつける、あまりにもおぞましい真実だった…。死者となってさらにパワーアップした最狂のサイコキラーに、フィニーとグウェンの兄妹はどのようにたち向かうのか?1作目まるわかり動画を観ながら、映画の公開を心待ちにしてほしい。
文/編集部
