ハン・ソヒ主演『12月の君へ』二人の少女のせつなくも美しい恋を映しだした本予告&メインビジュアル
ハン・ソヒがスクリーンデビューにして初主演を飾った映画『12月の君へ』(12月5日公開)から本予告とメインビジュアルが到着した。
本作は「夫婦の世界」、「マイネーム: 偽りと復讐」など数々の大ヒットドラマに出演するハン・ソヒが映画初出演にして初主演を務めるラブストーリー。子役出身で人気俳優の転校生ソル(ソヒ)と、俳優志望の高校生スアン(ハン・ヘイン)が惹かれ合う姿を活写する。
このたび解禁された本予告は、雪の中で出会った孤独を抱える二人の少女、ソルとスアンが海辺で一つのビデオカメラを覗き込む印象的なシーンから始まる。華やかな芸能界の中で、人からどうみられるかを気にして自分を見失っていた人気俳優のソル。転校先で役者を夢見るスアンに出会い、二人は運命に導かれるように惹かれあっていく。
しかし、思春期の揺れる想いは「友情」と「恋愛」の狭間ですれ違い、ソルはスアンの前から姿を消してしまう。時が経ち、人気俳優となったスアン。ドラマの撮影中も、ふと思い出してしまうどうしても忘れられない存在。思いだすと胸が痛くなる存在。“ソル”にもう一度、会いたい。そして、若かったあの日に交わした、二人だけの秘密の約束を叶えたい。高校時代と大人になった現在、時を越えて求め合う二人は、失った初恋を取り戻すことができるのか。山小屋の中でそっと互いを温め合う二人の姿で、本予告は切ない余韻を残し、幕を閉じる。
あわせて公開されているメインビジュアルは、本予告の最初のシーンを切り取った海辺で一つのビデオカメラを覗き込む高校時代の二人と、一人で柵の向こうの海を見つめるソヒのソロショットを組み合わせ、儚く舞う雪がそれらを包み込む。そこへ「愛だと知らずに傷つけた。もう一度、会いたい。」という印象的なコピーも添えられている。
第24回全州国際映画祭の韓国コンペティション部門に正式出品され、わずか1分でチケットが完売したという本作。満を持して映画デビューとなったソヒの熱演をスクリーンで堪能してほしい!
文/スズキヒロシ
