上白石萌音が主題歌を担当!アニメ映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』本予告映像&本ビジュアル
<アーティスト、スタッフコメント>
●上白石萌音(主題歌アーティスト)
「戦後80年の最後に、主題歌とともにこの作品をみなさまにお届けできることをとてもうれしく思います。Kazuyo Suzukiさん(作曲)とMONGOL800のキヨサクさん(作詞)による楽曲を聞くだけで島の風や波、そしていまにつながるバトンのようなものも感じられ、映画のその後にも思いを馳せながら大切に歌いました。お話をいただいてから原作を一気に読みました。キャラクターたちがとても身近に感じられて、単なる歴史ではなく、私たちと同じ一人一人の人間の物語が描かれていました。映画で初めてこの作品に出会う方も田丸くんと吉敷くんのことが大好きになると思います。この2人に板垣李光人さん、中村倫也さんの声や、息や、魂が注ぎ込まれると思うと、とても楽しみです。
原作で田丸くんが『よく見て、考える』という言葉を何度も自分に言い聞かせるように使うのですが、私はその言葉が大好きです。田丸くんのように、世のなかや、歴史や未来をよく見て考える、そのきっかけや一助に、この作品がなることを願っています。つなぐ、という意味合いが強い作品だと思っているので、映画をご覧になられた方と、一緒にこれからをつないでいけたらうれしいです」
●板垣李光人(田丸均役)
「なんて優しいんだろうと。この楽曲を初めて聴いたとき、いろいろなものが胸に沁み入りました。田丸や吉敷、あの島で戦った全ての人々とその帰りを待つ人々、みんなの想いやペリリュー島の情景。詩とメロディーでそれらを丁寧に紡いでくださったことに感謝したいです。そしてなによりその世界を届けてくださる上白石萌音さんの、優しく喉元から心がじんわりと暖かくなるような歌声。田丸としても、救われたような気持ちになりました。この楽曲が劇場に響き渡るのを感じること、自分自身もとても楽しみにしています。すばらしい主題歌を本当にありがとうございます」
文/鈴木レイヤ