長尾謙杜と山田杏奈が高校時代にやり残したことは?『恋に至る病』校内放送の収録現場に密着&詳細レポート
TikTokで200万回再生の大反響を呼んだ、斜線堂有紀による衝撃の恋愛小説「恋に至る病」が、長尾謙杜と山田杏奈をW主演に迎え、ついに実写映画化。ピュアで刺激的なラブストーリーとして、10月24日(金)に公開される。監督を務めるのは、『余命1ヶ月の花嫁』(09)や『月の満ち欠け』(22)、『母性』(22)など幅広いジャンルで繊細な人間ドラマを描いてきた廣木隆一。Saucy Dogの書き下ろし新曲「奇跡を待ってたって」が主題歌として彩りを添える。
長尾演じる内気な男子高校生・宮嶺望と、山田演じる学校中で人気の女子高生・寄河景が紡ぐ不器用で一途な初恋。しかし同級生の不審死によって、宮嶺は景に対して恐ろしい疑惑を抱き始める。「もしかして君は、僕のために人を殺したの?」恋人が殺人犯だと知りながら、それでも好きという気持ちを抑えられない宮嶺。この恋は、純愛か洗脳か…。切なすぎるラスト4分に明かされる彼女の本心とは?
本作の魅力を伝えるべく、現在、10月27日(月)までの期間限定で、全国の高校615校にて長尾&山田によるスペシャル音源がお昼や放課後に放送中。MOVIE WALKER PRESSでは、音声収録現場に潜入し、映画の見どころや、放送でも流れるSaucy Dogの書き下ろし新曲「奇跡を待ってたって」の感想、さらには、高校生を演じた長尾&山田の高校時代の思い出トークなどを織り交ぜながら展開した収録の様子をレポート!驚くほどスムーズに収録を終えた2人に、収録の感想や高校時代にやり残したことなども教えてもらった。
「登校時間ギリギリに駆け込むタイプだった」(長尾)
企画説明を受けながら台本に目を通した2人は、流れを確認してすぐに「とにかくやってみよう!」とノリノリ。セリフの練習もすることなく、本番に挑んだ。収録がスタートすると、校内放送で自分たちの声が流れることに対して「ちょっと想像がつかない」「聴いている人がいるってことですね」と不思議な感覚が湧き上がっていると明かしつつも笑顔を見せる。作品紹介パートでは、TikTokで話題になった小説を原作に実写映画化した作品であること、それぞれが演じたキャラクターの説明や、“切なすぎるラスト4分”という本作のイチオシポイントなども交えてわかりやすく紹介した。
映画の主人公は高校生であることにちなみ、お互いの高校時代について語る場面も。長尾は「登校時間ギリギリに駆け込むタイプだった」と笑いながらエピソードを披露し、山田は休み時間の過ごし方を振り返りながら「懐かしい…」としみじみする場面もあった。
楽曲紹介パートでは、Saucy Dogの石原慎也が主題歌について解説。さらに、山田は「初めて聴いた時は突き刺さる感じがあった」と感想を語り、長尾も「どんどん盛り上がっていくところがすてき!」とお気に入りの様子で「すっと耳に入ってくる感じがある!」とも話していた。
あっという間に校内放送の収録は終了。一度も読み合わせをせずに挑んだ収録でありながら一発OKで無事本番を終えた。終始、余裕たっぷりといった様子の2人だったが、それでも終盤では「あっという間ですね」というコメントと共に、ホッとした表情もちらり。
「どんな感じで流れるのか全然わからない!」と収録後に話していた長尾は、校内放送で自身の声が流れることは「すごく不思議」な感じがするという。放送委員の経験がある長尾だが、「学校の雰囲気がわかっている状況で話すのとは違うと思います。すごくおもしろい企画だけど、反応にはちょっと怖さがあります。声でわかる人もいるかもしれないけれど、『いきなり、どうした?』みたいな反応もありそう(笑)」と放送が流れる瞬間の反応をいろいろと想像。山田は、「呼びかけるという感じがおもしろいと思ったし、話しているうちに、自分の高校生活のことなどをちょっと思い出したりもしました」とニッコリ。