「冬ソナ」ユン・ソクホ監督最新作『夏の終わりのクラシック』日本独占インタビュー&動画メッセージ

「冬ソナ」ユン・ソクホ監督最新作『夏の終わりのクラシック』日本独占インタビュー&動画メッセージ

日本中に「冬ソナ」ブームを巻き起こしたユン・ソクホ監督の最新作『夏の終わりのクラシック』が10月3日(金)より公開となる。このたび、本作よりユン・ソクホ監督の日本独占インタビューおよび監督動画メッセージ、新場面写真が解禁となった。

【写真を見る】主人公の傷ついた男女をはキム・ジヨンとペ・スビンがリアルに演じる
【写真を見る】主人公の傷ついた男女をはキム・ジヨンとペ・スビンがリアルに演じる[c]2024 Yoon's Color Inc., All Rights Reserved

「冬のソナタ」、「秋の童話~オータム・イン・マイ・ハート~」、「夏の香り」、「春のワルツ」など四季シリーズと呼ばれる恋愛ドラマで日本にも韓流ブームを呼び、“恋愛ドラマの巨匠”の異名を持つソクホ監督が初韓国長編映画デビューを果たす本作。伊吹有喜のベストセラー小説「風待ちのひと」を原作に、楽園のような夏の終わりの済州島を舞台に、クラシックの名曲が紡ぐ大人の男女の最後の恋を描く。撮影は『殺人の追憶』(03)、『夜の浜辺でひとり』(17)などポン・ジュノやホン・サンスと数多くタッグを組んできた巨匠キム・ヒョング。また、劇中曲をパク・チャヌク監督作『オールド・ボーイ』(03)や、「冬のソナタ」、「夏の香り」、「春のワルツ」でたびたびソクホのドラマ作品の音楽を手掛けてきた作曲家、ピアニストのイ・ジスが担当する。

このたび、日本独占でソクホ監督が応じたインタビューが到着。「この作品を作ることになった経緯のまず非常に大きな理由は、時期的なものですね。つまりコロナ禍の時期に、私としては個人的にも、両親の体調が悪かったり、自分が病気になってしまったこともありますし、人々がお互いにコロナ禍で会うことができないような状況でしたので、非常にもどかしさがありました。そんな時期に、原作となった小説を思いだしました」と本作の制作が始まった背景を語っている。

また、「こういう状況の時には、癒しになるような映画を作りたいと思うようになりました。準備を始めて、3年がかりで完成させました」とコメント。さらに、本作に中年のキャラクターを軸に据えた物語に関しては「映画の中でも触れられているように人生の暑い夏が過ぎて、季節が変わって中年になり、そして人生に疲れている人たち、そして心に傷を抱えている人たちがいらっしゃったとしたら、肩の力を抜いて気楽な気持ちでこの作品を見て、ヒーリング、癒しになってくれたらいいなと思っています」と思いを語った。

あわせて解禁となった動画メッセージは、「こんにちは。『夏の終わりのクラシック』の監督、ユン・ソクホです」という日本のファンへの挨拶で始まるもの。「この映画は美しい映像と音楽に加えて、人の心の温もりを描いたヒーリング映画です。日本の皆さん、ぜひ映画館でご覧ください。ありがとうございました」とメッセージを送っている。


「もう一度恋をするなら」、そんな共感と共に癒され、静かな感動と余韻に包まれる珠玉の愛の物語に期待が高まる。

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