大人気サッカー漫画『ブルーロック』実写映画化！テレビアニメ新シリーズも制作決定

累計発行部数5000万部を突破し、世界中で愛されている金城宗幸、ノ村優介原作の大人気サッカー漫画「ブルーロック」の実写映画化が決定。9月中旬よりクランクインし、ワールドカップイヤーとなる2026年夏の公開を目指す。

【写真を見る】サッカー映画の新たな金字塔となった原作コミック「ブルーロック」1巻[c]金城宗幸・ノ村優介／講談社　[c]CK WORKS

日本をサッカーワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するため、日本フットボール連合が立ち上げた“青い監獄”(＝ブルーロック)プロジェクトを舞台に、全国から集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、生き残りを懸けて熾烈なサバイバルを繰り広げていく本作。常識を打ち破る斬新な設定と、個性を爆発させるエゴイスティックなキャラクターたち、そして予測不能なストーリー展開が国内外の読者を熱狂させ、サッカー漫画の新たな金字塔に。また2022年にテレビアニメ化、2024年には劇場版アニメが公開、さらにスマホゲーム、舞台化など幅広い分野にてメディアミックス展開をする最も熱いコンテンツとなった。

映画『ブルーロック』はワールドカップイヤーとなる2026年夏の公開を目指す[c]金城宗幸・ノ村優介／講談社　[c]CK WORKS

映画化にあたり、原作の金城先生、ノ村先生よりコメントも到着。金城先生は「リアルブルーロックが始まるぞ！潔は誰がやるの!?蜂楽は!?凪は!?ブルーロックマンは!?納豆は!?とかいろいろ気になると思いますが、かつてないエゴエゴな制作陣が『ブルーロック』を愛して作ってくれています！続報を待たれよ！」と太鼓判を押す。また、ノ村先生は、「『ブルーロック』がまさかの実写映画化です！我々以上に熱いエゴイストで、かつ細やかな制作の方々と刺激的な打ち合わせを日々重ねています。『ブルーロック』×実写の化学反応がなにを生みだすのか、ぜひお楽しみに!!」と、実写化への期待を込めたコメントを寄せた。

今回の実写版『ブルーロック』の制作を担うのは、「キングダム」や「ゴールデンカムイ」、「沈黙の艦隊」シリーズ、邦画歴代興行収入トップ記録に迫る勢いの『国宝』(公開中)など数々の大ヒット作を手掛けるCREDEUS。代表の松橋真三は「原作の持つ熱量と、これぞ日本の漫画！という独創的なストーリーに夢中になり、企画を立ち上げて、2022年より本格的に動きだしました。脚本作りでは、金城先生、ノ村先生と密に連携を取りながら、何度も議論を重ねてきました」と語る。

また、実写化するにあたり、魅力的なキャラクターたちの”エゴ”を体現できるキャスト陣のリアリティを大事にしたことを明かす。「主演を含め、1000人を超える大規模なオーディションを行い、サッカー経験、ビジュアル、演技力、そして人間性を重視しました」とキャスティングへの強いこだわりをみせる。

さらに「キャスト陣はクランクインの約1年半も前からプロサッカー選手らの指導のもと練習を重ね、原作さながらな“エゴイスト”たちへと変貌を遂げました。皆さん、互いに高め合いながら凄い気合いで撮影に臨んでくれています。これまで原作が築き上げてきたものを大切に、実写にしかできない表現方法を徹底的に追求して、新時代のエンタテインメントをお届けします。どうぞご期待ください！」と2026年夏の公開へ向けて、その意気込みを語った。

また、2022年10月～2023年3月にかけてテレビ朝日系列にてテレビシリーズ第1期が放送され、2024年4月に初の劇場版作品となる『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が公開。同年10月よりテレビ朝日系全国ネット“IMAnimation”枠にてテレビシリーズ第2期となるテレビアニメ「ブルーロック VS. U-20 JAPAN」が放送されたアニメ「ブルーロック」だが、このたびテレビアニメ新シリーズの制作が決定。9月28日に、京王アリーナTOKYO(武蔵野の森スポーツプラザ メインアリーナ)にて開催されたテレビアニメ「ブルーロック」のキャストが一堂に会するイベント「ブルーロック エゴイストフェスタ2025」内で発表され、会場はファンの歓声で大いに盛り上がった。新情報は今後、順次公式サイトや公式SNSにて発信予定なので乞うご期待。

文/山崎伸子