人気ホラーアンソロジー「V/H/S」シリーズ未公開作、待望の日本公開日が決定!
2012年の『V/H/S シンドローム』からスタートした人気ホラーアンソロジー「V/H/S」シリーズ。今年7月に最新作『V/H/S ビヨンド』(24)とシリーズ4作目『V/H/S 94』(21)が公開され、話題を呼んだのに続いて、日本未公開だった『V/H/S 99』(22)と『V/H/S 85』(23)がそれぞれ10月31日(金)、11月28日(金)より公開されることが決定した。
アダム・ウィンガードやタイ・ウェストなど気鋭のホラークリエイターたちが集結し、これまでに計7作が制作されてきた本シリーズ。5作目の『V/H/S 99』は、本国でシリーズ最高のヒット(映画配信サービス「SHUDDER」での視聴者数に基づく)を樹立した一本で、『海底47m』(17)のヨハネス・ロバーツ、ヒップホップアーティストでもある『KUSO』(17)のフライング・ロータス、『デッドストリーム』(22)で注目を集めたヴァネッサ&ジョゼフ・ウィンターなど、ベテランと新鋭が入り混じった監督陣が参加している。舞台は世紀末の1999年、ガールズバンドの幽霊ゾンビ、邪悪なテレビ番組、怒涛の地獄トリップなど、世紀末を意識したショック映像が集まっている。
その上質な仕上がりからシリーズ最高作との呼び声も高いのが、シリーズ6作目『V/H/S 85』。『フッテージ』(12)、『ドクター・ストレンジ』(16)のスコット・デリクソンを筆頭に、『ラッキー』(20)のナターシャ・ケルマーニ、リブート版『ヘル・レイザー』(22)デヴィッド・ブルックナーなど、実績豊富な実力派監督たちが、統一されたトーンの硬質な世界観で恐怖を紡いでいる。舞台はホラー映画&VHS全盛期である1985年。謎の生物の実験記録に始まり、殺人ファミリー、邪神の復活、デジタル世界に棲む悪魔、死を予知する青年など、人知を超えた映像などが繰り出される。デリクソンが自作の『ブラック・フォン』(21)ともつながりのあるエピソードを手掛けているというのも見逃せない。
『V/H/S 99』は10月31日(金)より、『V/H/S 85』は11月28日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開予定。念願の日本公開、シリーズファンなら要チェックだ。
文/MOVIE WALKER PRESS編集部