森崎ウィン&向井康二、初共演でも息ぴったり!映画『(LOVE SONG)』ジャパンプレミアで場内アナウンスでも相性の良さを見せつける

森崎ウィン&向井康二、初共演でも息ぴったり!映画『(LOVE SONG)』ジャパンプレミアで場内アナウンスでも相性の良さを見せつける

映画『(LOVE SONG)』(10月31日公開)のジャパンプレミアが9月24日、イイノホールにて開催され、W主演の森崎ウィンと向井康二(Snow Man)、共演の及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太が登壇。さらに、 チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督も来日し、舞台挨拶に参加した。

【写真を見る】W主演の森崎ウィンと向井康二(Snow Man)は初共演ながら、トークも息ぴったり!
【写真を見る】W主演の森崎ウィンと向井康二(Snow Man)は初共演ながら、トークも息ぴったり!

タイの人気ドラマ「2gether」のチャンプ監督がメガホンをとり、日本とタイを代表するスタッフ&キャストが 集結した日タイ共同制作作品である本作は、東京とバンコクを舞台に、未完成のラブソングが 2人の運命を繋ぐ“ピュアラブストーリー”で、森崎がバンコクへの海外勤務を命じられた真面目すぎる研究員・ソウタを、向井がソウタの初恋の人であり、バンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けているカイを演じている。主題歌は、Omoinotakeが本作のために書き下ろした新曲「Gravity」。

真面目すぎる研究員・ソウタ役の森崎ウィン
真面目すぎる研究員・ソウタ役の森崎ウィン

共にアジアにルーツを持っている森崎と向井の2人は初共演ですっかり意気投合した様子。イベント開始直前には場内アナウンスで息ぴったりの掛け合いを披露。舞台挨拶スタート前から会場は黄色い歓声と、大きな拍手に包まれた。撮影を振り返り森崎は「言葉は通じないけれど、監督がイメージする作品の画が分かっていた。カメラの前で僕らがお芝居をして、監督が思っていることを伝える。はっきり意思表示をしてくれるのでやりやすかったです」と常にコミュニケーションを作りながら丁寧に作り上げたと胸を張る。向井は「タイで撮っているから画も当然タイ。いままでに観たことのないような画のつながりが新鮮でした」とチャンプ監督が生み出す映像に魅了されたようで、「監督の頭のなかで画が決まっていたから、それを信頼してお芝居をしていました」と信頼関係も生まれていたと充実感を滲ませ語っていた。

ソウタの初恋の人で、バンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けているカイ役の向井康二(Snow Man)
ソウタの初恋の人で、バンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けているカイ役の向井康二(Snow Man)

「言葉のハードルは思っていた以上に高かったです」と打ち明けた及川は「監督がなかなかカットをかけなくて…」とニヤニヤ。「僕とウィンくんがずっとアドリブ芝居を続けて、最終的にはコントになっていたところもあって…」と吹き出したという及川のコメントに対し、森崎も「でも、完成品を観るとバッサリと切られている」と反応し、笑いが止まらない。カットをかけなかった理由についてチャンプ監督は「ずっと観ていたかったんです!」と2人の芝居を褒めた後に、「(アドリブを)使っているシーンもあるので、映画のなかでどこなのか見つけて楽しんでください」と呼びかけていた。

及川光博もトークイベントを盛り上げた
及川光博もトークイベントを盛り上げた

日本パートでの撮影に参加した齊藤は出来上がった映像でタイの様子を堪能したと告白。「映像美がすごい!食べ物がすごく美味しそうで、お腹が空いて観終わりました」と感想を伝える齊藤に、向井が「グルメ映画じゃないよ!」とすかさずツッコミを入れて笑いを誘う場面も。すると齊藤は「もちろんです」と切り出し、森崎&向井が紡ぐ物語、「2人の恋愛にキュンキュンときめきました。みなさんもときめくと思います!」と見どころをおすすめしていた。藤原は撮影中に食べたケータリングが印象に残っていると話し、「スタッフのみなさんが作ってくれるホットミール。食堂とか給食みたいで最高の旅行の気分でした」とニッコリ。逢見はこの日動画メッセージが上映されたサン役のミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーンとの会話が印象に残っているそうで、「日本語の単語が長いという話や、文化の違いなどをずっと話していました!」と和気あいあいの撮影現場の様子を伝えていた。

フォトセッションでもわちゃわちゃ
フォトセッションでもわちゃわちゃ

フォトセッション前には、森崎と向井がタイ名物のトゥクトゥクに仲良く乗ってステージに再登場するという演出も。及川が「2人は本当にいいコンビ!ずっと一緒にいるし、くっついている!」と明かすと、会場からは「きゃー!!」という歓声も。さらに2人については「ウィンくんはボサノバという感じ。こうちゃんはヘビメタという感じ。両耳が忙しい」と森崎と向井が及川を挟んでずっと仲良くトークをしている様子を作品らしく音楽にたとえ、2人のファンをよろこばせていた。

カメラに向かって微笑む場面も
カメラに向かって微笑む場面も

最後の挨拶で向井は「現場がとにかく楽しかったです。タイ語のセリフもあったし、苦労もしたけれど、僕にとってダブル主演というのもはじめて。たくさんの人に愛してほしいし、好きな映画のひとつになれればうれしいので、ソウタとカイの応援をよろしくお願いします」と呼びかけ大きな拍手を浴びる。「映画のタイトルにある(カッコ)は、未完成という意味です。映画がみなさんのもとに届いてようやく完成できると思っているので、よかったら、この映画を完成形にまで持っていっていただけたらうれしいです!」と美しくまとめ、イベントを締めくくった。


取材・文/タナカシノブ

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