人生を諦めた英語教師と1羽のペンギンとの奇跡の出会い!『ペンギン・レッスン』ポスター&予告編
1人の英語教師と重油にまみれた瀕死のペンギンが出会い、人生を大きく変える奇跡が生まれる。世界22か国で刊行された実話を基にしたベストセラーを映画化する『ペンギン・レッスン』が12月5日(金)より公開。あわせて、ポスターと予告編が解禁となった。
1970年代当時のアルゼンチンの悲惨な歴史背景下、分断された国家やその授業環境に教育への情熱を失いかけていた教師と重油にまみれた瀕死のペンギンとの偶然の出会い、その奇妙な同居生活、周囲の人々の暮らしを笑いたっぷりに描いていく本作。世界中の映画祭で喝采を浴び、アメリカ、ヨーロッパでスマッシュヒットを記録。愛らしい1羽のペンギンに、世界中の人々が癒され、あたたかな感動が広がっている。
ユーモアと優しさ、そして再生への静かな希望があふれている本作の原作になったのは、実在の教師トム・ミッシェルが自らの体験を綴り、世界22カ国で刊行された回顧録「人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日」。監督は笑いと涙で大ヒットを記録した『フル・モンティ』(97)のピーター・カッタネオが務め、主役に『ロスト・キング 500年越しの運命』(22)などの名優スティーヴ・クーガン。『あなたを抱きしめる日まで』(13)でクーガンと共に脚本を手掛けたジェフ・ポープが本作でも脚本を担当し、クーガンと一緒に人生を諦めかけていた英語教師トムの繊細なキャラクターを丁寧に作り上げた。さらに、『2人のローマ教皇』(19)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジョナサン・プライスが校長役を好演。もう一人の主人公、ペンギンのフアン・サルバドールは主に2羽のマゼランペンギンが担当している。
このたび解禁された予告編は、美女の気を引くために助けた重油まみれのペンギンを助けるシーンから始まる。この出会いによって、諦めかけていた人生に小さな奇跡が訪れ、愛しくて思わず笑顔になってしまう光景が収められている。
ポスタービジュアルでは、「人生を諦めた英語教師、なぜか?ペンギンと同居中」というキャッチコピーと「助けるつもりはなかったのに!?」というセリフがあしらわれ、主人公とペンギンとのコミカルな関係性が伝わってくる印象的なビジュアルとなっている。
人生を諦めた英語教師と1羽のペンギンの交流がとにかく愛おしい『ペンギン・レッスン』。その笑いと感動に劇場でひたってほしい。
文/平尾嘉浩