「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」第77回エミー賞5部門受賞!プレゼンターは「SHOGUN 将軍」の真田広之、アンナ・サワイ
「スター・ウォーズ」シリーズ最高傑作とも言われた映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)に直結する最後の4年間を描いた、ディエゴ・ルナ主演のオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」(ディズニープラスで独占配信中)が第77回エミー賞でドラマ・シリーズ部門にて脚本賞を含む、計5部門を受賞。重厚なストーリーテリングと緻密な世界観が高く評価された本作が、最終シーズンで見事な成果を収めた。
また、ディズニープラス配信作品では、サッカー経験ゼロの2人が、オーナーとして修練を積みながら、チームと共にその町の未来を見つめていく姿を描く「ようこそレクサムへ」がリアリティ部門での音響賞、アンストラクチャード・リアリティ部門での映像編集賞の2部門に輝いた。本作は「デッドプール」シリーズや『フリー・ガイ』(21)などで知られる人気俳優のライアン・レイノルズが、全米ご長寿ドラマ「フィラデルフィアは今日も晴れ」で企画、製作総指揮、出演の3役をこなすロブ・マケルヘニーと一緒に、世界で3番目に古いプロサッカークラブ「レクサムFC」の運営を学ぶスポーツ・ドキュメンタリーとなっている。
ほかにも、音楽ドキュメンタリーの『ビートルズ '64』がノンフィクション部門の音響賞を、『ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽』がノンフィクション/リアリティ部門の音響編集賞を受賞するなど、ディズニープラスで配信中の作品が計9部門を獲得した。
本授賞式には、昨年の第76回エミー賞において、作品賞、主演男優賞、主演女優賞をはじめ、ドラマ・シリーズ部門の主要部門を独占しエミー賞史上最多となる18部門受賞という快挙を成し遂げた「SHOGUN 将軍」より、真田広之とアンナ・サワイがドラマ・シリーズ部門 脚本賞のプレゼンターとして登場。見事に受賞したダン・ギルロイ(「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」)にトロフィーを授与した。ぜひ、これらの優れたドラマをディズニープラスで楽しんでいただきたい。
文/山崎伸子